TOP会員山行録2006年

クラッカーへの道は険し

伊豆/城が崎(フリークライミング)

岩田

【日時】2006年3月4〜5日
【メンバー】岩田、千代川、宮下(会員外)

 クラック初心者にとって城が崎はありがたいエリアだ。トップロープを作るのが簡単だしグレードもやさしいのが多い。集中的にトレーニングをするには最適だろう。2日間あるので有効に使って少しでも腕を上げたいところだ。
 初日はファミリークラックエリア。ファミリーエリアは海のすぐそばで夏に台風が来ると砂利が流されたり逆に堆積したりして下地の高さが変化する。今年は堆積している量が多いらしく1mくらい高くなっているようだ。まずはアンクルクラック(5.9 右写真)にトップロープを張って練習をする。下部はアンダー気味にハンドジャムを決め左に移るところがポイントだ。そして上部はややかぶり気味で乗り越えるところがちょっと恐い。ここで各自5、6回トップロープで練習した後、自分がリードで挑戦してみることにした。すでにトップロープでムーブは解決済だがやはりリードで登るには勇気がいる。右でハンドジャムを決め左でアンダー気味のハンドジャムを決める。左足を左端のスタンスに乗せ一気に体を上げ左へ移動する。ここでカムをひとつセットし上部へ。ムーブは特に難しくないので思い切っていけば簡単だった。なんとかRPに成功した。短いながらも非常に楽しいルートだ。
 続いてシスタークラック(5.8)へ。すでにここは前回きたときRPはしている。しかし今回は前日の雨のためか上から土砂が流れてきていてクラックの中に砂がくっついていて登りにくかった。 ここの看板ルート、ファザークラック(5.10b)は眺めるだけにした。いつかここを登ることができるだろうか。
 ファミリーエリアは2つに分かれていてアンクルクラックがある右岸は午前中は日当たりが良いが午後にあたると日陰になって寒くなる。なので午後は左岸のデルトイド(5.11a)にトップロープを張って遊ぶことにした。しかし出来は散々。上部に抜けることもできない有様だった。ジムでのトレーニングを怠っていたからか・・・。
 城が崎は観光地であるのでキャンプできるところは無い(一碧湖に行けばキャンプ場があるらしい)。我々は八幡野のいさお丸という民宿に泊まった。クライマーだと言ったらなぜかちょっと値引きしてもらった。(そんな貧乏そうに見えたか?)
 夕食は回転寿司を食いに行った。全品サビ抜きで辛いもの嫌いの子安さんにお勧め。

 翌日はあかねの浜のエリアに向かう。ここもグレードが低いルートが多いのでなんとか登れるだろうと期待していったのだが甘かった。思ったより高度があって威圧されてしまった。また波もあり岩に塩がついていて快適ではなさそうだった。ここは諦めてフナムシロックに向かうことにした。
 ここも雨の影響があったようでパープルシャドウ(5.8)は完全に濡れていてとても登れる状態ではなかった。フラッシュダンス(5.9 右写真)も濡れていたがなんとか登れそうなのでここにトップロープを張って遊ぶことにした。確か前回来たときはここをリードで登った(RPはできなかった)のだが今回はトップロープでも恐い。特にトラバースの箇所は水溜りができていてリードで登る気は起きなかった。RPは次回におあずけである。この後は対岸の北の岩南面で純(5.8)、鬼ごろし(5.7)をやって終了とした。
 クラック漬けとなった2日間だったが非常に充実していた。特にアンクルクラックをRPできたのは大きな自信になった。これをバネにしてもっとグレードの高いルートが登れるようになりたい。