【日時】2006年10月1日
【メンバー】大野、木下、棚橋、佐貫(記)
こんばんは。佐貫です。
宿願のジロト沢左俣に行ってきました。
野中の集落から続く林道はなんと工事が入っていて更に奥まで
延ばされる模様(すでに地形図に描かれているよりも延びている)。
ここから踏み跡をたどること2時間弱で、芋川源頭のスラブ帯に
到着です。ジロト沢左俣の出合は「えっ」と声がでてしまいそうな
ショボさですが、そこから間もなく100mとされる大滝が出現。
ザイル4Pでこれを越え、更に進むと80mの大滝の下部が尾根を
挟んで左右に流れている珍しい光景、「略奪点」があります。
(尾根をまたいで流れる滝って見たことありますか?)
この滝はザイルを2P出して通過しました。
その上はちょっとしたゴルジュがあり、それを工夫しつつ通過した
ところで稜線に出て、少々のヤブコギで雨量計に辿り着きました。
雨には降られず、快適な登りと一面のスラブの眺めを堪能する
ことができました。やっぱり越後はスバラシイ!!
ジロト沢は中退も含め3回目ですが、他では見られない景色と
複雑な地形の妙が素晴らしく、クセになってしまいました。今後も
しつこく(周辺も含め)探訪を続けたいと思います。
(いえ、見物だけですよ、登るのではなく)
大野さん、木下さん、棚橋さん、有難うございました。
では。