虫がいない夏の川内へ!!期間限定の贅沢な水遊びに行ってきました。
【日程】 2012/7/27~30
【ルート】 一ノ俣越〜早出川本流下降〜中杉川遡行
【メンバー】 O野、O平、S貫
7/27 いつもの津川タクシーのいつもの運転手さんに一ノ俣橋まで運んでもらう。朝から暑くて熱中症寸前かと思われる頃、やっと山越えして今早出沢に降り立つ。水量は少ないようだ。
お盆に来たときはあっという間にメジロに全身包まれたものだが、今回は全く虫がいない。本当にここは川内?
今出で割岩沢が出合う。割岩沢のどこかで山抜けでもあったのか、水が濁っていた。
割岩沢出合下流の濁った水
目標としていた広倉沢出合に到着し、まったりと宴会。
7/28 本来の目的ルートは広倉沢左俣。しかし、オヒロ淵の手前から雪渓の残骸が現れ、淵のすぐ上にもブリッジがかかっている。
右に曲がったところがオヒロ淵
後ろ髪を引かれつつサブルートである本流下降〜中杉川へとシフト。大釜渕を皮切りにゴルジュの泳ぎが始まった。
流れに乗って…
両岸は白く美しい
昨年の豪雨によるものか、何か所か新しい崩壊地が見られたものの、全体としては美しい渓相を楽しみながらドンブラコ。
次第にゴーロと巨岩帯が現れ疲れてくる頃、記憶にあったボフ沢の上の段丘の幕営適地に到着。まだ13時なので一瞬迷ったが、「やっぱりここでしょ」
夏の川内で昼寝が出来るなんて!!
7/29 まだまだ泳ぎが続く。橋の残骸も全く見えなくなった丸子に着き、ドウゾ渕で最後の本流泳ぎ。
ネットをかぶらずに泳げるなんて夢みたい
ホリンド沢遡行以来となる中杉川に入る。出合からは少々荒れた雰囲気。ホリンド沢出合を過ぎると、雪渓が現れ前途を懸念するが、幸いこの付近だけで済んだ。
この先も雪渓が続いたらどうしよう
その先は極狭ゴルジュ天国。両手がつくような狭いゴルジュが延々続き、最高の景観。埋まったのか水量が少ないのか、泳ぐ箇所は殆ど無いのが残念ではある。
超狭ゴルジュパラダイスの中杉川
核心はショルダーで越える2m滝。
土台もなかなか大変です
中盤を過ぎると、左岸側からの崩落や押し出しでガレが目立つようになる。ガレの広河原状を過ぎたブナの段丘で泊まった。
7/30 ナラント沢を分けたあたりからはガレも落ち着き、再び小滝が連続する。連瀑帯を右から快適に登り、なおも小滝を越えていくと次第に源頭の雰囲気に。
最後のトイ状8m滝
最後は山頂にドンピシャリというわけにはいかなかったが、水が消えてから1時間程度の藪漕ぎで銀次郎山に立った。
ヒル害を警戒して水無平から悪場峠に抜け、林道を歩いてチャレンジランド。シメはさくらんど温泉で、生ビール回数券、10杯で3000円なり。 いやいや楽しゅうございました。