御神楽岳集中会山行Bパーティーは御神楽沢本谷ルンゼを遡行しました。
【メンバー】 L棚橋、吉澤、佐貫
広谷川ム沢Pと別れ、出合伏流の御神楽沢を遡行開始。しばらくはちょっとつかりながら小滝を登ったりして身体を冷やす。
御神楽大滝の巻きではザイルを使用。
Dルンゼ出合あたりで大きな雪渓が出現した。
逃げろ!逃げるんだ!
嫌だがくぐって先へと進み、中の大滝を部分的に悪い巻きで通過する。
その先はゴルジュ地帯となり、左岸から一気に巻いて水晶沢出合を目指した。灌木があるので見た目ほど悪くはない。
奥壁基部の幕場は、これ以上の景色は望めないような素晴らしいロケーションだが、すぐ上に雪渓があって寒いのなんの。焚き火にかじりついて宴会、食事を済ませた。
冷気が直撃する幕場。ビールは冷えたが身体も冷えた・・・。
日曜日、さあこれから雪渓をくぐるか…となった時に右岸あたりから大きな崩壊音がした。何度やっても心臓に悪い15分余りの雪渓くぐりが朝一番の仕事になった。
いつ崩壊してもおかしくない雪渓
悪そうな正面ルンゼを横目に本谷ルンゼへ。
雪渓を越えたらもう水がない
取付からしばらくは易しそうなルートを探りつつフリーで登り、その後4Pザイルを出した。
斜度が緩み、残りはフリーで越えて雨乞峰直下へ出て、集中地の御神楽岳へ。
炎天下のスラブ登りにならなくて済み、ラッキーでした。