【日程】 2012/10/13~14
【ルート】 谷川連峰・小出俣川マチホド沢
【メンバー】 田邉・棚橋・佐貫
今まで何故か行ったことがなかった、小出俣川マチホド沢に行ってきました。
川古温泉手前に駐車し、林道を歩いて千曲平橋から入渓。予報ほど天気は良くなく、たまにパラつく雨が悲しい。
入渓まもなく、倒木にナラタケを発見。
そこそこメジャーらしく、滝の巻きルートにははっきりした踏み跡があってちょっと拍子抜け。
大ヒラナメのセンはとても美しいナメ床、曇り空でなければもっと写真映えするだろう。
3段100mと呼ばれる最初の大滝は、1段目をロープを出して登る。
2段目は右から巻き、滝上へ出た。
オゼの沢との出合直下から始まる大きなスラブ滝は、傾斜の緩い所を探してフリーで登る。
最上部で左手の藪に入り、そろそろかと沢に戻ればそこはちょうど落ち口だ。
この沢には余計なゴーロがほとんどなく、ナメやら滝やらナメ滝が続いて飽きさせない。
【♪これも滝 あれも滝】
【♪たぶん滝 きっと滝】
時間は早いが、唯一安全かと思われた場所で行動終了。
日曜日も、朝一からナメ滝登り。寒くて手の指が動かない。
小ヒラナメのセンは上部で1Pロープ使用。
その後もずっとナメとナメ滝の中間くらいの傾斜を登って行くと、藪漕ぎ無しで稜線に出た。
「紅葉始めました」
下山は大ビノ尾根。1400m弱まではただの藪、それより下は次第に踏み跡らしくなり、下部はかなり道っぽい。
すんなりと林道に戻ることができた。
淡々と遡行してしまったけど、間延びしたところのないなかなかの美渓でした。