【日時】2007年9月15日〜16日
【場所】高瀬川滝ノ沢ツバメ沢
【メンバー】田邉、栗原、矢野、小暮
高瀬川滝ノ沢ツバメ沢に行ってきました。
七倉ダム下の駐車場に車を停めて入渓しました。
暗い感じの沢を歩いていきます。
水はパステルグリーンを少し白く濁らせたような色をしています。
沢床には砂が堆積しており、場所によっては膝下位までもぐってしまいます。
磨かれた岩がツルツルになっています。
大きな滝が出てきますが、容易に巻くことができます。
なかなか迫力のある滝が出てきます。
微妙なバランスで滝を登ります。
きれいなゴルジュです。
全員登れるメンバーなので、皆、思い思いのところに取り付きます。
よっと。大また開きで越える3m滝。
ツバメ沢出合いの手前のゴルジュ帯は、両岸が100m以上そそり立つ独特の景観で美しいゴルジュになっています。この沢のハイライトといえます。
ゴルジュの中は美しいナメ滝となっています。
ツバメ沢に入って出てくるトイ状50m滝。
突っ込んで突破。田邉さんはツルツルのところもうまく登っていきました。
ナカナカの迫力です。
瀑水が飛ぶ15m滝。最初は左のハングした壁に残置ハーケンがあったのでスリングを掛けて人工で登ろうとすると残置が抜けてしまいました。
やはり沢屋はハングした岩を登ろうとしてはいけません。矢野君のリードでモロに水圧を浴びる滝をトラバースして越えます。ここは唯一ロープを出した滝。まさしく核心部でした。水を浴びると一瞬息が止まり、真っ白で何も見えません。一歩を耐えてトラバースすれば、三半規管がやられてフラフラしてしまいました。
続いて20mの大滝。ここもノーザイルで登っていきます。
快適な登攀。最後の抜け口が厳しいので右から登って左に水流を渡って越えました。
これで大きな滝はおしまい。少し進むと、よいところがあったので幕。
翌日は小さくなった滝を登って行きます。
c.1900二俣を左に進み、大凪山の方へ詰めあげて8時55分に稜線にでました。
あとは餓鬼岳の白沢口へ登山道を降りました。
なかなか楽しい沢でした。