期 間:9/1-2
メンバー:L/K下 K原 F永 M田
御神楽岳・会山行/Cパーティ 広谷川ム沢に行ってきました。ム沢は湯沢や御神楽沢のようにスラブ奥壁を持たないが滝を連ねて稜線に駆け上る広谷川の本流です。
9/1 晴れ
もたつくと「お座りビバーク」が待っているよ、といつもより気合を入れて出発。御神楽沢出合でBパーティと別れ、ム沢へ。遠望すると下の大滝が関門のように懸っている。
<グリータフの美しい広谷川本流>
<ム沢遠望・下の滝が関門のように見える>
下の大滝は右岸より小さく巻ける。続いて大岩のCS滝の連続、あの手この手で通過する。
<CS くぐれませ〜ん>
次々現れる滝はフリクションを利かせて快適に越していく。
<3段15m フリクションが利いて快適>
二俣はブロックが散乱している、本流の右俣は連瀑帯となる。
<右俣・連瀑帯>
連瀑帯は右のルンゼより1P直上、2-3pはブッシュ頼りに左上、4Pトラバースから出口の滝テラスへ、そして快適に水線を登り核心部を通過、所要2時間。
<連瀑帯終了>
左岸が開け、屈曲部を回ると10mスラブ滝、1P草付きにロープを伸ばす。
<10mスラブ滝>
CSのゴルジュ帯を水につかって越すと、願ってもない快適な幕場。「お座り」はなくなった・・・
<ム沢唯一の快適な幕場>
9/2 晴れのちガス
散在するブロックをかわして行くと奥の二俣。右に行けば容易に鞍部に出れそうだが 余裕があるので沢床がきれいな左俣へ。次第に傾斜の強いスラブ状の滝となり、2Pザイルを出して登る。急な灌木の藪を登るとほぼ「本名御神楽」の頂上に飛び出した。(9:30)
<急なスラブ状の滝を詰める>
終了の握手を交わして、会越、下田川内の山なみの展望を楽しんでいると大鍋又パーティが登ってくる、。そして御神楽岳山頂からの無線交信が入る、集中の醍醐味です。
<本名御神楽岳 頂上>
そしてゆっくりと集中の御神楽岳の頂上に向かった。