秀逸ルート!中ノ岐川滝沢から花降沢

日時 2006/9/9−10
メンバー 大野、棚橋、田辺(利)、佐貫(記)

土日で、中ノ岐川滝沢〜花降沢の遡下降に行ってきました。

滝沢は、出合から300mほど続くナメを皮切りに、名前の通り滝また滝の素晴らしい沢で、渓相も明るく文句のつけようのないところでした。大野Lの思い切りのいい突破に引きずられるようにほとんど水線通しあるいは直登で滝を越えて行きます。
テン場は標高1350m付近のスペースで土木工事を行い、快適なねぐらを造成。しかし雪渓がすぐ上に控えていて、焚き火をしても宴会は寒かった。
日曜朝から滝沢左俣左沢に入り、記録未見の200mほどのスラブ滝を快適に登り、大したヤブコギも無く稜線へ。
そして花降沢右俣支流から本流へと下り、これまた岩盤の発達した素晴らしい渓相を堪能しつつ、一週間ぶりの灰ノ又沢を最後に下り、三週間連続の雨池橋に到着しました。

大系の影響か、滝沢はグミ沢の下降とセットで遡行されることが多いようです。今回は大野Lの「他人と同じじゃつまらない」というこだわりや、遡下降ラインの合理性から花降沢下降としました。
これは大当たりで、出色の遡下降ルートだったと思います。
今年の夏は当たりが続き、そろそろ大スカに見舞われるのではないかと不安です・・・。

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20m滝をリードする大野隊長

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とにかく滝だらけ

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釜を泳いで取り付く4m滝