あおり山:魚沼のスリリングな里山発見

【日程】 2012/2/4(土)〜2/5(日)

【ルート】 松川川左岸尾根〜あおり山往復

【メンバー】 佐貫(L)、棚橋、田村

昨年10月の会山行で訪れた上権現堂山の近くに、夏道のない尾根がある。大雪の今年は面白いかもしれないと思い訪れてみた。

向松川の集落でお願いして車を駐車させてもらい、毛の又沢方面への道を歩き始める。松川川左岸尾根には地形図の通り橋が架かっていて無事に渡れた。

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下界でも2m以上の積雪

出だしは小雪がちらつく程度だった天気が、次第にどんよりとした空と強い風に変わってきた。

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ラッセルは思ったほどひどくない

早々に繁松山の先に風が弱い場所を見つけて行動を終了する。「今回は正月と違って1泊だし!」と3人のザックから酒やつまみが大量に飛び出した。

一晩で場所によっては30cmほど新雪が積もった。計画は唐松山往復だったけど、あおり山あたりまでだろうなあと思いつつ出発。

あおり山が見える地点まで行ってみると、場所と標高からは想像できないような立派な面構え(?)にびっくり。地形図の岩マークはだてではなかった。期待が当たって興奮しながらも、果たして登れるのかという不安も・・・。

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崖に囲まれた山頂

山頂直下は案の定崖のような地形に雪が載ってものすごく急な木登りを強いられる。何と古いフィックスロープが雪の下から出てきてまたまたびっくり。落ちたらまずいのでロープを1P使用した。

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この上からロープを出した

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あと少しで山頂だ!

ここで引き返すこととして、眺めを楽しみながら下山開始。毛猛の山並みまで望むことができた。

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帰りは懸垂で

あおり山は、雪の多い年の厳冬期に登るにはなかなか楽しめる掘り出し物でした。お勧めです。

また地図見て面白そうなところを探そうっと。