尾瀬/笠ヶ岳周辺山スキー

日時:2014年2月22日-23日
メンバー:JH,RT,ゲスト

林道開通の春を迎えると,一気に春スキーの人気ルートへとなるが
厳冬期は,林道が閉鎖されているためアプローチが長く敬遠されがちのエリアである。
スキー場を利用した,笠ヶ岳+西山の周遊を楽しんだ。

2/22:岩鞍スキー場〜西山〜P1776m

朝一のゴンドラでゲレンデトップへ向かう。天気は悪くないが風がやや強い。
西山までの稜線はシラビソ林が続き雰囲気が良い散歩道だ。

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西山北の1838pから,左の俣沢まで滑り込む。
出だしは密な針葉樹だが,すぐにブナ林の適度な斜面となる。
斜度はゆるいが,板が走る雪なので,そこそこ楽しめる。

左の俣沢付近はブナの平地が広がる。
沢も完全に埋まっており簡単に渡ることができし,林道の橋もあるので沢が出ていたとしても問題ないだろう。

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林道をたどり,細久保沢左岸尾根を登る。
コン六峠から続く稜線には,小一時間のアルバイトで簡単に上がることができる。
稜線をp1776まで進み幕とした。笠科川を見下ろせ,日の出まで拝める優良物件だ。

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2/23:P1776〜片藤沼〜笠科川源流〜P1776〜コン六峠〜神社〜戸倉林道ゲート

2日目はハイライトである笠ヶ岳へのアタックである。
アップダウンを繰り返しながら遠回りだが稜線に沿って進む。
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シラビソの大木が立ち並ぶ樹林は一見の価値がある,すばらしい樹林だ
笠ヶ岳山頂は急勾配のためピークハントはこだわらす,片藤沼から笠科川源流に滑り込む。
シラビソの樹間を縫ってシュプールを刻む。以前から悪沢岳から眺めていた通りの素晴らしい斜面が広がっていた。
底有の雪質だが昨日から降っている雪は軽く,絶好のコンディションだった。

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スリバナ沢の出合いから,幕場の稜線に登り返す。
テントを撤収し,稜線をコン六峠へ。
こん六峠周辺は一面ブナ林が広がる。西山北面は山頂からは想像も付かないようなブナ林だ。
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西山北尾根まで登り返したあとは,未だ滑ったことのない西栗沢中間尾根を下り戸倉ゲートへ。
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帰りは,ゆったりとタクシーで岩鞍スキー場へ。

岩鞍スキー場〜西山〜笠ヶ岳〜コン六峠〜戸倉
尾瀬&西山の魅力を凝縮した山行を楽しんだ。