会越国境/室谷川駒倉沢~倉谷沢

【日程】2025年6月21日~22日

【コース】6/21 大久蔵沢出合駐車スペース(6:45)~駒倉沢出合(7:50)~稜線(12:00)~c500付近c1(14:30)

6/22 c1(6:45)~5m滝(8:15/8:45)~林道(10:30)

【メンバー】K原(記)、F永、M淳

6月にして夏本番さながらの暑さだ。これは濡れる沢にちょうどいいかも、と室谷川駒倉沢~倉谷沢の計画を立てた。ここは前に一度行っているが、楽しかった記憶がある。このルートは初めてのF永と室谷川は初というM淳の強力メンバーをゲットし、夏本番を控えた足慣らしに出かけた。

6/21 朝から暑いかと思いきや、意外と涼しい。スラブ登りにはちょうど良さそうだが泳ぐには寒いかも。なので、室谷川から駒倉沢に入っても、ゴルジュ突破、とはならずに簡単に巻けそうなところは巻いていく。そして標高をたいして上げないうちに、早くも雪渓が出てきた。やはり今年は多いのだろう。そこからは断続的に雪渓が現れ、上がったりくぐったり巻いたり、と忙しい。1箇所だけ少々上がりづらい雪渓があったので、空身で上がり、荷揚げした所があった。さて、進んで行くうちに、奥にスラブが見えてきた。スラブ滝も見事で、M淳先頭に、快適に高度を上げていく。傾斜が少し緩んでくると沢の詰めの様相に戻り、少々うるさいボサを交えながらも、稜線近くまで水流が絶えずに稜線に詰め上げた。さて、倉谷沢への下降だ。スラブにぶち当たらないように稜線を左に左に進んでいき、途中から沢型を下りる。いくつか沢を合わせた先のc500付近でいいテン場を見つけ、迷わずそこに荷を下ろした。

6/22 テン場を出てすぐに雪渓に乗る。下りも断続的に雪渓がある。朝は気温が低かったので、なるべく水に浸からないようへつって下りていく。さて、問題の6m滝だ。前回は高巻き+懸垂でパスしたが、今回はどうしよう?釜は深いので、多分飛び降りられるはず。うまく一段下まで降りられれば、釜までは4mくらいの高さだ。とは言え、水流に持っていかれて変なところに巻かれても困る。逡巡した挙げ句、K原・F永はM淳にお助けで一段下ろしてもらい、そこから釜にダイブ、という作戦を取った。M淳は強力なのでなんとか自力で頑張ってもらう。なんとかみんな無事ダイブして、釜を泳ぎきった。ここが今回一番のアトラクション(?)となった。川原を歩いて二俣から林道に上がると、M淳が車回収のために走ってくれ、K原とF永はのんびりと乾かしタイム。夏本番も間近だなぁ。

6/21

穏やかな室谷川
駒倉沢出合
見事なゴルジュ…でも少々寒いので脇から巻く
早くも雪渓が出てきた
浸かって小滝を登る
断続的に雪渓が出てくる
斜度が出てくると雪渓は消え、楽しい小滝が現れる
楽しく超えていく
スラブ滝は続く

6/22

なるべく濡れないようにへつる
途中にあった印象的な岩
さて、どうしよう?
ダイブ!!!