【期 間】2014年8月13〜14日
【メンバー】L木下 佐貫 棚橋 寺内
今年の夏は不安定な天気が続く。当初予定の飯豊の本流筋は見送り、さてどこへ・・・天気がよさそうな日程で飯豊の一角に行ってきました。
8/13 晴/曇
3年前の水害で道路が寸断されており、川入へは会津からは行けない。山形・飯豊町〜飯豊トンネル通って 深夜のロングドライブで到着。

<川入集落>
水害の跡ははまだ生々しく、復旧工事ももう少しかかりそうだ。登山道と別れ、堰堤を越したところで入渓。しばらく荒れたゴーロを歩く。

<堰堤上・土石流で荒れている>
「こりゃー、スカかな」と心配するが十五里沢を分けて、左折するところからきれいな岩盤が現れ滝が連続するようになる。 フリクションが利いてどの滝も快適に登れる。白い岩肌に翠色の釜が美しく「天気が良いのがよい!」

<滝が出てきた!!>

<白い花崗岩・翠色の水>

<美しい小滝の連続>

<小さく巻いて、5m懸垂>

<マーブル色のナメ>

<8m滝 左凹角から>

<凹角 荷揚げして登る>
しばらくゴーロを歩くと雪渓が現れる。見通しも利くので、50m程を足早に潜った。

<雪渓だ!>
水流が細くなり、再び滝が連続する。最後に大滝・15mが現れた。水流左を空身でリード、快適な1Pでした。

<大滝15m ロープを出した>
ここから源流のスラブが広がる。傾斜はないのでフリーでおおむね左リッジ〜中央〜左リッジ とルートを取る。

<源流スラブ>

<傾斜がないのでフリーで・・・高度感は出ます>
10mほどブッシュに入って登ると三国小屋の横に「ポンと」出た。今夜は楽しい山小屋ライフ!

<快適な小屋・・・でも水はないです>
8/14 曇
大雪渓の残る御西沢〜大日岳、雪田の飯豊本山の展望を納めて、長坂〜川入へ下山。

<剣が峰の岩峰>
タカツコ沢は 飯豊らしからぬ快適な沢でした★★★ 【木下記】

