3/3泊地(5:30)~多宝山(12:30)~弥彦山(14:00)~能見平(15:15)
3/4泊地(6:00)~国上山(11:00)~道の駅くがみ(12:20)
2017年12月12日。S耕さんのメールの片隅に「弥彦山も本格的な雪山になりそうなので、西蒲三山縦走行ってみようかな」とあった。総延長25キロ。1/25000図で4枚分。震えがくるような長さであるが、完遂しかないとの強い意気込みで臨んだ。
初日は強風で出発を遅らせたため角田山の避難小屋まで。地元の岳人に愛される素敵な小屋であった。川口から取り寄せたという鋳物のストーブのために、薪を担いでいきたいものだ。
間瀬峠(100m)まであと少しのところで沢水補給。このあたりは誰にも合わず、縦走路で一番静かなところだった。
多宝山へは450mの登り返し。長いのぼりが続き息があがる。振り返ると角田山。遠くに真っ白な飯豊連峰。
多宝山からは川内山塊が真正面にみえる。右奥に目を移すと越後三山が遠望できる。
今日の日本海は穏やかだ。遠くに佐渡。能登半島が霞む。
弥彦の奥宮。1ヶ月前より積雪が1mは減ってしまったか。今日からロープウェイ運航開始。売店でありがたくビールを補給して、10時間に渡る行動を労う。
3日目。ついに国上山に到着。去年の4月、12時間日帰りで縦走したという地元の方に写真を撮ってもらった。ありがとうございました。
国上山からは良寛さん所縁の国上寺に下山となるが、舗装路をショートカットするように山道が続いており、ドンピシャで道の駅くがみにでた。
ログデータによると今回の縦走は、フルマラソン2回分の運動消費カロリーとのこと。回転寿司で大枚をはたいてしまったのは言うまでもない。