【日程】2018年5月4日~6日
【メンバー】M理、F明(記)
【行程】片貝山荘~西北尾根~毛勝山~釜谷山~猫又山~猫又谷下降
去年の晩秋からM理さんとリハビリに励んできた。少しオーバーだが、その集大成ともいえるGW、北方稜線にいってきた。
天気が悪く1日遅らせて5/3の夜行で魚津に入る。5/4の朝、片貝第4発電所でタクシーを降りるが、当初予定の大明神尾根下部に雪はない。今は小雨だが悲惨なことになるのは目に見えていた。M理さんの正しい判断で片貝山荘に向かう。
翌5/5の朝、毛勝山の西北尾根の登山道に向かう。最初の300mは急登だ。
南側には大明神山が立派に聳え立つ。 毛勝山が見えてくると毛勝谷の急斜面にジグをきる男性がみえた。山荘で一緒だった人だろう。
稜線上は風が強そうなので、モモアセ山(2023m)で幕とした。夜の間、風の音が耳につき、あまり眠れなかった。
5時半に出発。これから登る毛勝山の急斜面に圧倒される。標高差にして400m。
7時過ぎに毛勝山北峰に到着。剱岳にご対面だ。後立山の山並みも素晴らしい。ここからが三山縦走だ。稜線上は東側に雪がついているが危なそう。西側の薮を交えながら釜谷山へ。
猫又山山頂で下山をどうするか検討。計画では東芦見尾根にのり坂様谷あたりの尾根から南又谷林道におりる予定だったが、東芦見尾根は薮ポコが多く時間が掛かりそう。今夜からの雨を避けるため、最短ルートの猫又谷を下降することに。
猫又山は岩がかなり出ており、適当に谷に出られるという感じではない。運よく見つけた赤布を頼りに進むと、猫又谷をあがってきた二人連れスキーヤーに出会った。ようやく人に会えてなんだか一安心。
猫又谷を辛抱強く降りていると、不思議な雪の花がたくさん咲いていた。
猫又谷を見下ろす鞍部で休んでいた時に、ちょうど登ってきたスキーヤーのお方。お言葉に甘えて魚津駅まで送っていただきました。正確にいうと、マウンテンバイクに乗る彼女の後ろを、我々が車に乗ってついていったという…。
誠にありがとうございました。
良い思い出がたくさんできた魚津に感謝の気持ちをこめて、Tシャツを購入。このTシャツを最初に見つけたのは、もちろんM理さん。M理さんは2枚お買い上げ。