南木曽 木曽川水系 柿其川 岩倉川樽ヶ沢
2022年7月24日
メンバー:I、K、S、H(記)
コースタイム
7:10ゲート→7:20入溪点→7:45 2条25×30m8:40→9:05 2段30m9:55→10:30最後のチムニー状3m→10:35林道→11:50カーブミラー12:10→12:55岩倉川本流出合→14:15遡行終了の堰堤→14:40ゲート
ヒル:いなかった
フリクション:良好(たまに滑る所あり)(ラバーソール推奨)
水量:普段より多めだったと思う
装備:リンクカム、マイクロカム、ハーケン、ハーフロープ30m×2、お助け紐
(支点のほとんどはリンクカム、マイクロカムでとった)
温泉:柿其温泉渓流の宿いちかわが近い(岩魚の骨で出汁を取った岩魚ラーメンがメチャクチャ美味しいが、昼過ぎまでしか食事処を営業しておらず今回は食事が終了していた、温泉はやっていた)が、今回は木曽福島の天神温泉に入った;上松のねざめホテルの日帰り入浴はお休みだった)
入溪点。
2段(3+7m)。2条の真ん中を登る。
手前が6m(左岸巻き)、奥が2条25×30m。
2条25×30m。我々は左の水流際を途中まで登り、右側のアーチ状のシャワーの上を越えて左岸側に移ったところでピッチを切った。支点はハーケン2本とリンクカム1本でとった。その上は左岸側を登った。後続のパーティーは左の水流際を登り、最後は水流際左の乾いた岩を登っていた。
10mCSは左岸巻き。
2段30mは中段まで登り、後続を引き上げる。途中はリンクカムで支点をとった。終了点はリンクカムとマイクロカムで支点をとった。釜の手前でビレイしたので、中段の終了点で30mロープいっぱい。
2段30mの中段で笑顔がこぼれるSさん。
2段30mの上段は斜度が緩やかなので確保無しで登る。
いくつか小滝をこなし、3mCSは岩の間をくぐり抜けて登る。
続く8mは左岸巻き。
最後のチムニー状3mは、右の乾いた凹角を登った。
Co.1100で急に開ける。写真右側の枝沢から支尾根へ登ると、木を伐採後に植林中で木が低いので登りやすい(2015年遡行時)。
今回は本流をそのまま遡行する。Co.1100以降も、しばらくは小粒だが綺麗な小滝や釜が続く。
河原になってきて、平凡になってきたので適当に斜面を登って林道に出た。
カーブミラーから支尾根に入り、コルから枝沢に下りた。
岩倉川本流出合には、立派な12m滝。滝の上では、キャニオニングのツアー集団がいた。
時には釜を泳いだり。ほとんどの滝は、クライムダウンや巻いて下りれる。
この滝だけは懸垂した(滝の左岸側)。
堰堤が出てきたので、左岸側を20m程上がると旧林道が出てきた。
旧林道を100mほど下ると、林道の橋が見えたので林道に下りた。
樽ヶ沢は非常に素晴らしい沢だが、岩倉川本流もまた素晴らしい沢だった。
岩倉川本流は林道を下るより時間がかかるが、非常に魅力的なので本流下降を強く推奨する。