南会津/土倉山~三倉山(往復)

【日程】2023年3月11日~12日(朝発)

【メンバー】K原L F本 M内(他会)

【ルート】3/11 三倉山登山口林道車デポ~小玉沢先~土倉山北尾根~土倉山c1

3/12 c1~p1491~加藤谷川へ下る西南尾根(途中引き返し)~p1491~尾根通し~三倉山~土倉山~北尾根~車デポ地

当初の予定は、土倉山に登りその先のp1491から尾根を下って加藤谷川に降り立って三倉山東稜を登る、という超マニアックなルートだった。言わずと知れたM内さん提案ルートである。前夜遅くまで残業でお疲れのF本を乗せて、朝発で、一路東北へ。

3/11 車を林道の脇に止め、朝10時ころに出発、林道終点から水路を辿る。小玉沢にかかる橋を渡った末端から土倉山の北尾根に取り付く。雪はまだらで、日が当たる所は土が見えているが、積もっているところは膝くらいまであり、しかもスカスカで踏み抜きがつらい。踏み抜きに耐えかね、途中でスノーシューを履く。藪をかき分けつつも、土倉山に14時過ぎに到着した。その先の下りの藪が少々面倒くさそうなこともあり、今日はここに泊まることにした。テントを設営したあとは、ぽかぽかの外で昼寝&水作り、のんびりした午後を過ごし、食事も早々に、日の入りとともに就寝した。

3/12 朝3時起き4時半出発。暗い中p1491に到着し南東尾根を下り始めるが、藪を避けながら行くと、ちょくちょく尾根を外したりする。下りなのでアイゼンで下りるが、スカ雪を度々踏み抜いて、ひどいと腿まで潜り、下りなのに遅々として進まない。高度を200mくらい下げたところで皆で相談、下からは滔々と流れる川の音が聞こえるし、この調子では下山遅延の恐れもあるため、登り返して尾根通しに三倉山に向かうことにした。下りにあんなに苦労した割に、あっけなくp1491に戻る。尾根通しはラッセルはあるもののほぼ藪はなく、2時間弱で三倉山に到着した。三倉山の肩からは、登山道から来ているトレースがあった。風もなく穏やかな山頂でしばし憩った後、土倉山に戻ってテントを撤収して、昨日より雪の消えた北尾根を下った。

ここから出発

ようやく雪山らしくなった

本日の天場

天場から望む三倉山

p1491より

三倉山山頂

山頂に佇む二人

来た道を戻る

雪の消えた北尾根