【日程】2024年7月20日~22日
【コース】7/20 堰堤下駐車場14:00~堰堤~小荒井沢出合17:00c1
7/21 c1 6:00~大荒井沢~途中沢を間違え引き返し(1Hロス)~空木岳避難小屋14:00(~空木岳往復)
7/22 c2 6:50~菅の台登山口駐車場10:20
【メンバー】K原(記)、F本
計画段階で下田川内の広倉沢→シロウ沢ワカゴイ沢→南アのコンヤ沢&白ん沢と彷徨った挙げ句、南アの黒桂河内で林道敗退、最終的に中央アルプスの中田切川大荒井沢に車を走らせたのだった。
7/20 一番奥まで行けるはずの林道が通行不可で、下の林道で堰堤下から歩き出す。14時、やっと入渓だ。下部はただの川原歩きかと思いきや、高々とそびえる堰堤の高巻きが、結構悪い。2度ほど高巻いて、ようやく本来の入渓場所に出た。初日は川原歩きだろうと侮って追加で購入したビールを後悔するほど私は調子が悪く、はるか先行するF本をのそのそと追いかける。そんなこんなで歩は進まず、小荒井沢出合にて幕とした。
7/21 急遽の転進だったので、私は沢を勘違いしていた。小荒井沢から分かれる左俣が大荒井沢だったのか…。大荒井沢に入ったあと、本流を外して更に左に行ってしまい、戻って1時間ほどのロス。本流は渓相がきれいで、小滝など出てくる。が、本日はより体調が悪くあまり記憶にない。さて、この沢のメイン、曇の滝120mは圧巻だ。左から大高巻きに入る。滝の近くは岩壁が城塞のように立ち塞がっており、獣道を拾ってぐるっと岩壁を回り込むように巻き登っていくと、上がったコルからすんなり沢に復帰できた。鹿よ、ナイスルーファイです。
さてここからは小滝が続いて楽しいところだ。1箇所高度感が出る滝では、F本にお助け紐を垂らしてもらった。源頭近くになると傾斜はなくなり、小川のせせらぎのようになる。ゆるゆるとたどっていくと、避難小屋に出た。空木岳の山頂はガスっていて見えないが、F本は山頂を往復してくるという。私はパスし、小屋でゆっくり休んだ。今日はここにて終了とする。
7/22 登山道をゆっくりと下って、菅の台駐車場へ。タクシーにて車を回収し、温泉にゆっくり浸かって帰京した。
F追記 泊まった場所では夜八時ごろになるとホタルが舞いました。子供の時以来、十数年ぶりに見ました。沢の中では初めてかも。山頂近くにはライチョウの親子もいて、珍しい生き物に多く出会えました。