【日程】2025年9月27日~29日
【メンバー】MR(L) KN FA(記)
【コース】
1日目:杉川堰堤小屋(8:30)~大底川出合(9:15)~切松沢出合右岸C1(14:30)
2日目:C1(6:30)~銀次郎沢出合(10:45)~ム沢源頭左岸C2(14:15)
3日目:C2(6:20)~銀太郎山(7:30)~七郎平水場(9:30)~木六山(11:00)~車止め(13:10)
▼1日目

今回は杉川の水量が豊富で序盤から不安を覚える。

足場がなくて這い上がれない。K暮さんが空荷で突破した。七郎平沢の手前にこの手の小滝が3つほど。久しぶりにショルダーも登場した。
以前は大底川から七郎平沢までは左岸に踏み跡がついていたらしい。いまも部分的に辿れそうなところもありそう。

巨岩を避けて右岸の踏みあとを辿っていたら切松沢出合を見逃しそうになった。豊富な薪と水。砂地という好物件で幕。
▼2日目

すぐに法螺ノ貝滝が登場。この奥にも滝が続くので左岸から巻いた。

法螺ノ貝を巻いているところ。途中、岩と草付きがでてきたのでロープをだして2ピッチで抜ける。樹林帯まであがればロープは要らないだろう。

法螺ノ貝滝を抜けて沢床に降りる。束の間の休憩。とりあえずここは右岸から簡単に登れる。

巨大CSの隙間から這い上がりたいけど難しい。手前から絶妙なフリクションであがったK暮さんが先に抜けてくれたので、お助けを掴んで這い上がる。

ム沢が牙をむいてきた。

取り付きと落ち口が難しい滝。立体的なムーブを華麗に決めてサクッと抜けるK暮さん。この滝ではハーケン3枚使用。ちなみに私は思いっきりロープを掴んだ。(あ~怖かった)

銀次郎沢出合の先にあるム沢最大の滝。まさに行き止まり。行き止まりの壁には、左角にクラックが走る。

ム沢最大の滝を見た後、戻っているところ。目の前の滝が右岸から入る銀次郎沢出合の滝。こちらも悪相。銀次郎沢を絡め右岸巻きの記録もあるが、少し戻って左岸から巻いた。最後は懸垂10m。

少し落ち着いてきたけど、まだ滝は続く。

右から支流が入り、その奥に見えるピーク辺りがココノスジか。登山道まで標高差150mの左岸の少し藪の奥に良い物件を見つけた。少々、土木工事をしたら十分な台地になった。
▼3日目

夜半からの雨で幕場の上からスラブ滝が。寝る時までは快適だったんですけどね。

雨なので銀太郎山はカットするつもりが、ツメで銀太郎に呼ばれてしまい、せっかくなので銀太郎山を踏む。やったぜ。
地元の方たちが今年も草刈りしてくださっており、銀太郎山までしっかりとした登山道がある。

登山道から銀太郎山を振り返る。広倉沢の支流の滝がよく見える。かっこいい。

銀次郎山を背負って歩く。

七郎平の幕場。ここに鉱山の事務所があったのかな?

幕場の近くに沢が流れる。コザマタ沢の源頭。晴れていたら、水量はもう少し少ないだろう。

木六山からも登り返しがあって、最後までクタクタ。ヒルチェック中。
今シーズン最後の川内詣出にふさわしい山行でした。来年も来よう。