北アルプス裏銀座オートルート 山スキー/野口五郎岳、黒部源流、双六岳など

【日時】2009/5/2-5/5
【メンバー】中村L、利香、斎藤健太郎(記)

残雪期の北アルプスで山スキー&縦走を楽しんできました。
標高の高い北アルプス。
さすがにスキーに適した斜面は、まだまだ健在。
狙い通り、毎日、数本の満足いく滑りができました(^^)v

野口五郎カール
【野口五郎岳の頂上直下のカール】
雪も豊富にあり貸切です(^^)v

■5/2
高瀬ダム(7:00)→ブナ立尾根→烏帽子小屋(15:40)

ブナ立尾根を登り、裏銀座縦走コースの稜線まで。
北アルプスの山並を眺めているだけで心はウキウキ。
裏街道なだけあって、人影もなく貸しきり状態です。

烏帽子小屋前のベンチで明日の予定を確認中
【烏帽子小屋の前のベンチにて】
明日の予定を確認中。

■5/3
烏帽子小屋(7:00)→二ノ沢(スキー)→三ツ岳(10:00)→裏銀座縦走コース→野口五郎岳(13:30)→五郎池(スキー)→東沢右岸の台地(14:40)

二ノ沢は、まだ雪が硬く、脱力系の斜滑降で標高差400mを滑り降りる。
三ツ岳まで登り返し、雪の状態がよさそうな野口五郎岳まで稜線を縦走。
野口五郎岳から五郎池のカールに向けて滑り込む。
東沢右岸の台地に幕。

二ノ沢
【二ノ沢】
朝の雪は固い。

野口五郎岳 山頂にて
【野口五郎岳】
滑るだけではなくて、ピークハントも。

■5/4
東沢右岸の台地(6:00)→水晶小屋(9:00)→岩苔小谷(スキー)→岩苔乗越(11:15)→黒部川源流(スキー)→三俣山荘(13:00)→三俣蓮華岳(14:40)→双六岳(16:15)→双六谷(スキー)→双六池と双六岳の二俣(17:15)

水晶小屋を目指し、スキーアイゼンを効かせて高度を稼ぐ。
今日は、ほぼ無風。
水晶小屋からは、岩苔小谷に滑り込む。
岩苔乗越まで登り返し、黒部川源流に滑り込む。
三俣山荘まで登り返し、三俣蓮華岳、双六岳と稜線をスキー縦走。
三俣蓮華岳から双六岳にかけては、東側に雪庇が張り出していた。
稜線は、雪庇の重みで雪面が割れ、落とし穴が多数。
たまに、穴に落ちる人がいたりして、慎重に進む。
双六岳の頂上で、霧が晴れるのを待って、双六谷に滑り込む。
二俣に幕。

岩苔乗越
【岩苔乗越】
お助け紐で乗越します。

三俣蓮華岳 山頂にて
【三俣蓮華岳】
Photo by 早稲田大学ワンダーフォーゲル部

■5/5
二俣(7:00)→大ノマ乗越下の二俣(スキー)→大ノマ乗越(8:40)→小池新道(スキー)→わさび平小屋→新穂高温泉(12:00)

まだ、少し硬い斜面を大ノマ乗越との二俣まで滑降。
大ノマ乗越まで登り返して、左俣谷まで最後の滑降。

双六谷から大ノマ乗越を望む
【双六谷から大ノマ乗越を望む】

大ノマ乗越
【大ノマ乗越から新穂高方面】

最後の滑降。
ここは、下まで雪がついていました。
広々していて快適です。