【日時】2009/5/3-5/5
【メンバー】L藤岡(記)、田邉、大野、野村
GWに大峰の百名谷 白川又川に行ってきました。
最初の核心は高速道路の大渋滞。念入りに渋滞予想を調べたつもりだったが、東名の渋滞は続いており、結局東京発から現地着まで12時間もかかった。。。
昔使えた白川又林道は崩壊しているので、小谷林道から3時間強の長いアプローチ。
不明瞭な踏み跡をたどって、最後は予定よりかなり下流に出てしまった。
ここまでアプローチと考えると、本流に入渓するまで実に出発から24時間。。。
支流の懸垂下降、この下は腰まで浸かる釜
本流は大きなプールから始まる。ここは左岸を高巻いた。
本流は明るく開けていて大渓谷の様相。気持ちよく川原を歩いてゆく。
覚悟していた通り淵が連続する。全員上下ウェット着用で、がんがん泳いでゆく。
結局初日はアプローチに時間がかかってしまい、火吹谷の少し上流で幕。
今年最初の焚き火は盛大に燃えて、ゆっくりとお酒を楽しむことができた。
満足、満足。
二日目
二日目も、もちろん? 泳ぎからスタート。
ゴルジュには側壁100mほども続くすだれ滝がかかり、不思議な光景。
次の滝は左壁から泡立つ水に飛び込んで右側を登る。
ソリャ〜!!!
その上には、若いカモシカの遺体が・・・
この淵は左岸から巻けた
斜めのゴルジュ、ここも巻こうと思えば巻けるのだが泳いだ方が速い。
元水泳部の野村さんが嬉々として泳ぎ始める。
長い淵を首まで浸かって、寒さも限界に
今度は元気なカモシカくんが草を食みながらお出迎え
口剣又谷出合の30m滝
ここは口剣又谷のルンゼから高巻いてゆくのだが、ガレガレの状態で浮石が危ない。
お風呂でくつろぐ野村さん
稜線まで上がっても寒そうなので、結局1200m二又の先でまた焚き火を楽しむ。
三日目、今日はピークを踏んで下山しなければいけない。
水量は減って綺麗な滑滝が続く。
最後は獣道をたどって、小雨降る山頂へ
稜線にはまだ雪が残っていた。水も冷たいはずだ。
お遍路さんの像や巨木に癒されながら、雨の中をひたすら歩いて林道へ戻りました。
あいにくの天気となってしまいましたが、今年の沢はじめはとても充実した山行になりました。
今年はどこの沢に行こうかな。