2009.08.15-16 サゴイ沢
岩魚師匠(L)、煤払和尚(記)、浅井さん、坂井さん
世間ではお盆休みの週ですが、土、日しか休めなかった人たちが集まって、1泊2日でサゴイ沢に行ってきました。
天候に恵まれ、渓谷と苗場山を楽しみました。
晴れた日の沢登りは楽しい。河原歩きでも楽しい。こんな楽しい感覚は久しぶりでした。
ところで、岩魚師匠は雨男と呼ばれていますが、私が一緒に行くときはよく晴れます。
岩魚師匠雨男説は濡れ衣のような気がします。
五重の滝
どこが五重なんだか?
右から巻いて熊沢を渉って、サゴイ沢に入りました。有名沢だけあって、巻き道は明瞭についていました。
いきなり登れない滝が続きます。巻き道は大体踏み跡がありましたが、一箇所、空身で登って荷揚げした所がありました。
短いですが、廊下もありました。
2条5m
この滝は中央から簡単に登れました。
楽しい小滝が続きます。
この滝は悩みました。
最初は遠目に見て直登できない、と判断しました。釜も深くて泳がないと取り付けそうにありません。
巻こうとしましたが、左右どちらも悪い。有名沢なので、巻き道はだいたい踏み跡があったのですが、ここには全くない。浅井さんが偵察に行き、腰まで水に浸かるけどへつれること、右側から簡単に登れることを確認しました。
結局直登しましたが、この滝を突破するのに30分かかってしまいました。
最後に巻いた滝です。
左の滝が登れそうでしたが、中間支点が全く取れそうもなく、諦めました。右から巻きました。巻き道は踏み跡がありましたが、石が浮いていて怖かった。
私が石を落としてしまいました。ゴメンナサイ。
下の写真は巻き道から撮りました。
最後の藪漕ぎ
一部、手ごわい部分もありましたが、稜線近くになると藪も低くなりました。
稜線へ
稜線直下は草原になっていました。写真は稜線直前の岩魚師匠です。
癒しの風景
苗場山周辺には池塘が多く、癒される光景でした。
沢も良かったですが、苗場山も良かった。
苗場山の一等三角点
苗場山の一等三角点にタッチしてきました。
「百名山」「一等三角点」「三角点タッチ」など、トマで言うと笑われてしまいますが、私は好きです。
アプローチが長かったので疲れましたが、有名沢なのに全く他パーティに会わず、静かな山行を楽しめました。