【期間】2009/8/12-16
【メンバー】佐貫 棚橋 大野 木下(記)
完登ならなかったが、エメラルドグリーンの水、白い岩、深い森の中に溶け込むような川の旅は素晴らしかった。 山行中、不注意で腰を痛め足を引っ張りました、フォローしてくれたメンバーには感謝。逃した上流部は再度訪れたいところです。
8/12 小雨〜晴
泡滝ダムに車をデポし、タクシーで入渓。藪ぽい踏跡を辿り、「フタマツ下る」の切付から本流へ。
【本流徒渉点 フタマツ沢上流】
少し右岸台地を行くが、天気がよくなってきたので再び本流へ。
【八久和川 横沢付近】
ベンゾウ沢付近よりゴルジュが悪くなるので右岸踏跡に上がり、カクネ沢上の台地で幕(15時30分)
8/13 雨 <停滞>
未明より降り出す、昼前から本降り。タープの下で焚火をしながら過ごす。川は濁流となり、「ゴン」という岩のなる音が響く。
8/14 小雨〜晴
水は大分引いたようだが、笹濁り。支流からのエスケープは配慮して前進。
【長沢手前 広河原 川幅一杯に流れる】
徒渉点を選びながら進むが、何とか渡れてしまう、いけるかも・・・支流を分けるたびに水量が減るのがわかる、次第に水も澄んできた。
【中流部の瀞】
エスケープ案は解消、徒渉、へつり、高巻きと遡行する。15時30分岩屋沢着、今日はここまで。
8/15 晴
昨日痛めた腰に不安を抱えつつ、イケイケ・GOGOのメンバーに押されて、中俣沢へ。白い花崗岩と澄み切った水に酔いながら進む。
【オツボ沢先のゴルジュ】
中俣沢は闊達な沢だ、泳ぎ、へつり、攀り、楽しい。
【中俣沢 深い淵は何故か手が上がる?】
【15m滝 左をザイル使用で登る】
【いよいよ雪渓 潜る】
順調に来たが、いよいよ雪渓の登場。一発目は潜ったが、次はかなりでかい。20mほど潜り、右岸の支流を登る(20m滝)と、雪渓の全容が見える。S字屈曲部に懸かり中央には穴が・・・13時、今日中に狐穴までは厳しいだろう、また自らの腰の痛みを勘案して、この支流からエスケープを決めた。高松峰付近の稜線に出て、狐穴小屋へ(16時着)
8/16 快晴
以東岳〜大鳥池〜泡滝ダムと縦走して下山。素晴らしい展望とお花畑は沢とはまた別世界、、大鳥池の静寂、深い原生林、やはり朝日連峰は素晴らしかった。
【お花畑】
【以東岳にて】