【下田川内】早出川

【日 程】 2009年9月19日(土)〜22(月)
【ルート】 早出川ダム〜早出川中流域〜割岩沢〜矢筈岳〜東又沢〜光来出川〜笠堀ダム
【メンバー】 石井L、田村、斎藤健(記)

両岸が急峻なスラブで構成され、長大な流路を持つ早出川。一旦、雨が降ると急激に増水し、しかも長さゆえに減水にも時間がかかる。

早出川中流域は、多くの長い淵がかかり、必要なのは縦に突破する泳力。また、ジッピから先の矢筈岳までの区間は、一気に高度を稼ぐ滝の連続。さらに、下田川内の最奥に位置する矢筈岳周辺は、ツルの絡まる藪こぎ。

今回は、運とメンバーの両方に恵まれ、早出川を通しで遡行するという充実した山行になった。

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泳いで上流を目指す

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白い巨岩帯

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出口を目指してひたすら泳ぐ

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いけるところまでへつって飛び込み

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川内の襞の中

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浮き輪で楽々

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ひたすら縦に突破

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穏やかな河原

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行けども行けどもアドベンチャーランド

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ラインを慎重に見極る

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太陽の光に淵が妖しく輝く

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よっこらしょ

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イワナが彩る豪華な夕食

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薪が沢山あったので焚き火のそばで寝る

流れ星が沢山見えて綺麗だった★彡

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さあ、この先はジッピ

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ジッピの最初の数十メートルは足がつかない泳ぎ

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ジッピで運航する浮輪タクシー

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割岩沢最大の滝

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上から

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祝!早出川遡行完了

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下降に使った光来出川東又沢は懸垂の連続

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笠掘ダムについたころには日が暮れてしまった

お疲れ様でした。

[行程] 1日目:早出川ダム〜シゴヤ〜どうがん沢出合(C1)
2日目:C1〜コモリ淵〜今出〜ひょうたん淵〜高さ200mのスラブ対岸(C2)
3日目:C2〜ジッピ〜矢筈岳(C3)
4日目:C3〜東又沢〜光来出川〜笠堀ダム

[遡行メモ] ・アブには出合わなかった。
・泳いで突破しようと思わせるぐらいの水勢だった。
・水深5mぐらいある淵も多々あった。
・ウェット(3mm)上下のおかげで寒さを感じることが無かった。
・二日目の幕営地、スラブ壁下には大量の薪があり、焚き火に最適だった。
・毎日、行動時間は10時間。ただし、そのうち1〜2時間は淵での釣りタイム。
・最終日、最後はヘッドライトを頼りに笠堀ダムの湖岸道を進んだ。
・ザックピストンをしたらザックの中に浸水。以後、浮き輪が活躍。
・二日目の夕方、今早出沢〜割岩沢をワンデイでこなし、さらに、早出川を下降して早出川ダムに抜ける3人組パーティーが幕営地の前を通過していった。
・ジッピを抜けた先にある滝を登攀中に、今早出沢〜割岩沢遡下降中のぶなの会パーティーと出会った。
・さがみ山友会は、ガンガラシバナ登攀後、曲り沢を下降とのことで、入れ違いになり出合わなかった。