北海道氷曝ツアー

2日目 30日(土) 雷電海岸・1ルンゼ・2ルンゼ

小樽のホテルを7時に出発。「雷電トンネル」を出てすぐの駐車場に車を入れたのが9時。約2時間の冬道ドライブだ。運転は長谷川君。慣れない道の上、車が小さいFFなので、いつものスピードが出せなかったようだ。

今日は高曇りで時々小雪が舞うまずまずの日和だ。駐車場からは国道向こうに聳え立つ数百mの断崖に懸かる4つのルンゼがはっきり展望できる。

今日は手始めに一番左に位置する1ルンゼに。締まった雪でワカンの必要はなかった。

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左:1ルンゼ 中央:2ルンゼを見上げる

20分ほどのアプローチで取付に。緩い傾斜が続く氷曝だ。だが、眼下には日本海が見下ろせる絶好のロケーションの中にあった。

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いつものように田邉がロープを引き、右の残置支点でピッチを切る。長谷川が頑張って登る。3人が支点まで到達し、2ピッチ目と上に登り始めた田邉が「氷が薄くてピックが岩を叩きそうだ」と。支点から懸垂で下降し、2ルンゼに移ることにした。

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傾斜の緩い氷だが慣れていない長谷川にはナカナカ・・・

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見下ろせば「日本海」・・・ビレーする田邉

ここでお会いしたオダプロから「食事は余市の駅入口の国道沿いの「海鮮食堂」を奨められたが

実に安くて質・量とも満足だった。私は「ホッケ定食550円・いかの刺身250円」を頂いた。ホテルでは昨日岩内で買った「タチ(スケトウダラの白子)の刺身」でビールを頂いた。