【日時】2007年2月11日【メンバー】L岩田・田邉・佐藤(仁)・高橋
前夜はいつもの「下仁田・道の駅」で仮眠。翌朝、途中から展望する目的の「相沢の奥壁」には白く氷曝がかかっているものの、何かツララつららしていて、我々には難しそうだ。早速林道を更に先に進み、「犬殺し」に変更を決定。この辺の判断は長年通い続けているものの強みか。
雪が全く見当たらない林道を終点まで。アプローチはやはり雪がなく、踏跡の判りづらい箇所もあるが無事40分程で現地に到着。異常な暖冬で各地で「氷がない」と多くのクライマーが泣いているのに、此処「相沢」は健在だった。と言うよりも例年に比べて「犬殺し」は氷柱部分がしっかり板状になっている。まさにお買い得。
早速、今シーズンノリに乗っている岩田君が取り付く。しっかりとした、滴も降りかからない快適な氷の左ルートを登り込む。氷が硬いのか?スクリューのセットに若干手間がかかってはいるが、最上部の氷にスクリューで支点を作り、この後各自トップロープで遊ぶ。5級-のグレードか?
仁さんも隣の「仔犬殺し」(今日の状態4級)をリード。ちょっと危なっかしい箇所もあったが、無事完登。充実したようだ。
その間に岩田君が右ルート(5級)をリード。左より氷柱部分が長い分ヤヤ困難な感じだが、問題なくクリヤー。田邉君がフォローし、懸垂で下降。
やはり西上州は近くて良きゲレンデだ。今は亡き安中山の会滝田・武田さんを偲びつつ帰路に着く。
犬殺しノ滝・左ルートにロープを引く岩田君
左ルートの核心部での健闘。
犬殺しノ滝・右ルート(5級)に取り付く岩田君の勇姿。
仔犬殺し(4級)をリードする仁さん。