【日程】 2010/2/13(土)〜14(日)
【メンバー】 L棚橋、宮内(他会)、佐貫
ラッセル敗退、天候悪化などで3度目の挑戦となる厳冬期の大源太。前週は寒波が絶好調で首までのラッセルとなり、タカマタギにすら届かなかった。今週は雪も一段落し、天候も悪くなさそうなので大いに期待しつつ出発する。
スノーシューで旭原の除雪終了地点から歩き出し、ものの15分ほどでゴルフ場へ。雪は締まっていて歩き易い。
ここを通るのも3回目・・・
ブドー尾根末端から取り付くと、空は次第に晴れ上がってきた。
気持ちの良い雪尾根を行く
ヨセ沢の頭の少し手前でアイゼンに履き替える。以前は丸一日かかったヨセ沢の頭へは12時過ぎに着いてしまった。ここからは一旦下るが、気温が上がり雪の状態は最悪に。一歩ごとにダンゴを落としつつ、バックステップで鞍部へと下る。
あんな所登るのか?
ベタ雪の下には氷化した層がある。スリップしたらかなり落ちそう
まだ13時だが、この雪の状態からすると山頂を越えて安全地帯まで下りる前に日没では?というヘナチョコ隊員の提案により、鞍部で泊まることになった。整地してブロックを積んでいると、あっという間にガスで視界はなくなった。
日曜日、明るくなってから出発。ここからは木は生えているものの、昨日とは違って急な斜面が続く。
何だかおどろおどろしい雰囲気
左側には雪庇・右側も切れ落ちている
雪の状態が良くなっているので安心して登れて楽しい。途中からロープを出し、スタカットからランニングコンテを交えて山頂を目指す。
快適な登り
山頂直下ですっかり空も青くなり、サイコー!
幕場から約3時間で山頂に立った。360度の展望が素晴らしい。
山頂の標柱は足元に埋まっていた
ヤスケ尾根上部はそれなりに注意が必要な感じ。
途中からは斜度も緩むが、気温が上がってまたまたアイゼンダンゴだ。
暑いのなんの!
ヒロクボ沢出合まで尾根を下ると、なぜかワカンのトレースがあり、これを使わせてもらって効率よく大源太キャニオンへ。
荒沢山、足拍子東面を眺めながら車に戻った。
三度目の正直のブドー尾根、入門編だと思うが条件に恵まれ楽しく充実した山行となり、大満足でした。