【日程】 2010/5/15(土)-16(日)
【ルート】 大滝集落〜長谷川〜木地夜鷹山〜百戸沼〜大滝集落
【メンバー】 佐貫(L)、手嶋(記)、棚橋
春一番の沢登り。今年は春が遅いので、いつもよりも残雪の少なそうな場所を選んだ。
朝方の雨が止んでから出発。平坦な流れが続く長谷川本流を遡行する。中流部で早くも雪が目立ち始めた。
ほどなく到着した標高580mの二俣で幕。
日曜日、雪渓を越えて木地夜鷹山を目指す。後半は沢登りというよりも、雪渓歩きが多い。
木地夜鷹山山頂は、地味だが深山・渋山の趣きたっぷり。
近くは西会津の山、遠くには飯豊や会越国境、越後方面の山など。晴天と相まって抜群の展望だ。
夜鷹山の肩には狐戻しのスラブが。
百戸沼は木地夜鷹山の東に眠る別天地。
あくまでも静寂でブナの新緑、残雪の白さ、そして青空のコンビネーションが素晴らしいところだった。
こんな場所が人里からそう遠くないところに静かにあることが、とても嬉しい。
百戸沼からの道は初めは残雪に隠されたところもあり途絶えがちだったがやがてはっきりしてきて、スタート地点の林道終点に導かれる。
滝もゴルジュもない沢の周遊でしたが、心に残る山旅でした。
下山後はLお薦め「黒沢の農家そば わたなべ」へ。アイコ・コゴミのおひたし、刺身こんにゃく、身欠きにしんの山椒漬のついたざるそば大盛800円。山菜天ぷら300円。しいたけ炭火焼き200円。実にうまい。