【日時】2011年2月5日(土)〜6日(日)
【ルート】日光/雲竜渓谷
【メンバー】K、S( 土日) TN、TK、II、IW、F(日のみ)
山渓の表紙に出たこともあって、大勢のハイカーが訪れる雲竜渓谷に行ってきました。土日ともに300〜400人の人手はあったでしょうか。ひっきりなしに訪れるハイカーやカメラマンが多く、アイスクライミングをしていると周囲にはギャラリー大勢でにぎやかな山行でした。
【雲竜瀑】
先週の消防隊の訓練のときに写された写真とは大違いの様子にびっくり。確かに先週1週間は3月並の陽気が続いたとはいえ、ここまで溶けているとは思いませんでした。水流の出ている穴は大きく、崩壊寸前といった様子でした。今年は寒い日が続いていたので、あわよくば今回登ってみようと思っていたのですが、とても登れそうにないのでがっかり。
取り付きまで行ってみると先行パーティが登る準備をしているので、またびっくり。待っているとバーンと氷が割れるような音もしてあまり気分はよくない。よく取り付く気になるなぁと思い観察していると、中段まで登ったところで引き返してくる様子。やはり状態は悪いようだ。
この日も暖かく、午後もずっと陽射しを受けて崩壊が進み、中段の穴は上の写真の倍以上の大きさになり、上段にも大穴が2箇所出来ていました。
【友知らずの氷柱群】
雲竜瀑の氷瀑群の入口左岸側がよく登る練習をするところなのですが、だいぶ溶けたようで落ち口が岩が出ているところが多く、あまり氷結はよくない様子。ずいぶん溶けてしまったのでしょうか。
写真の友知らずは、ここ数年では発達が良いようです。朝は友知らず周辺には陽が入るが、午後になると左側の氷柱は日陰になるらしく雲竜瀑などに比べて崩壊が遅いようです。
【燕岩の氷柱】
友知らずの氷柱群の一番左の氷柱。燕岩の氷柱というらしい。しっかりしているようなので、登ってトップロープにして一日遊びました。?−。中段までは手足のホールドとしてモコモコの氷が使えるが、中段から上がツララ状となり厳しい。トップロープで登るにしても、二人で交代だとすぐに腕がパンプしてしまう。
【氷柱の裏側から雲竜瀑を望む】
今日は天気が良く、カメラマン好みの景観の写真がいっぱい撮れました。我々が登っている傍でカメラを構えたり、ツララの真下に無防備にうろうろしたりと危ない人も多くて見ているほうが怖いこともありました。暖かかったせいかツララが崩壊したり石が落ちてきたりということもありました。
翌日は、日帰りの5人のメンバーが登ってきて、賑やかにアイスクライミングを楽しむ。トップロープも3箇所設置して、ハイキング目的のFさんにもアイスクライミングを試してもらったりとワイワイやりました。
【燕岩の氷柱の右隣の氷柱】
昨日登った氷柱の一本右の氷柱を登る。こちらの方がワングレード上。?級はある。ツララ状で硬い上に脆い氷で足がきまらない。リードでは、フィフィ使いまくりの各駅停車でなんとか登りきった。皆で交代でトップロープを楽しむ。
2段30mの滝。60mシングルロープでトップロープを楽しむ。取り付きが水流を渡ったところなので、足場がよくない。最初の10mがバーチカル。
一日楽しく遊びました。