【日程】 2011/10/9-10
【メンバー】飯田(L)、大野、佐貫(記)
飯田Lの「越後駒勝手にグランドスラム計画」の大トリとなったのは、佐梨川大チョーナ沢。
ちなみに越後駒グランドスラムとは、越後駒に突き上げる水無川北沢、モチガハナ沢スラブ沢、オツルミズ沢、北ノ又川滝ハナ沢、佐梨川大チョーナ沢を全て遡行する試みをいう。越後駒はもちろんのこと、こういうこだわりが大好きな私も足手まといになるのを承知でノコノコとついていくことにした。
大湯から駒の湯までの道には所々7月の豪雨の爪痕が残る。
入渓後、多少土砂や小石の押し出しを感じながら遡行すると、ほどなくネジレの滝。
少し戻って右岸から高巻き、懸垂〜トラバース〜懸垂。
その先は滝また滝。息つくひまもない。
小倉沢はとりつくしまもないような滝をかけて出合う。
【左が小倉沢、右が本流】
渓相は明るい感じだが、両岸はずっと立っている。まさに越後の沢に来たという雰囲気。
【登る!】
【登る!】
【出来る限り登る!】
アクアステルスのフリクションと飯田・大野両氏の登攀力で、以前は巻いていたと思われる滝もいくつか突破。
フキギに突き上げる右俣は圧倒的な連瀑帯。飯田さんいわく「大チョーナって、本流が一番易しそうだね」
【険悪な雰囲気の右俣。大野さんの瞳がキラリ☆】
2日目。沢が右に曲がるあたりでのシャワークライム。
【後続は乾いたルートからヒモを垂らしてもらった…】
この先の巨岩帯というかゴーロというか、これが結構長かった。
雪渓は一か所だけ残っており、くぐって最後の大滝を右岸から巻く。
ヌルヌルの小滝をいくつか登り、登山道へ。
【もう滝は十分です〜】
シメはもちろん「囲炉裏じねん」で。この時期おすすめは「あけびの肉詰め」、新米や小鉢も全部美味しい。
リーダーのグランドスラム達成を改めて祝った。
#行動中に毛虫(茶毒蛾?)にやられた。直接触れなくても被害があるそうなのでご用心を。