北アルプスの北端に位置する蒲原山
栂池からのツアールート上にあり、周囲にも雨飾、大渚山がおるため単体の山てしては、なかなか目立たないやまである。
今回は、ツアールートとは反対側の木地屋から入山し、箙岳と絡めて、北面を辿るスキールートとした。
【日程】:2012年3月5日〜6日
【メンバー】:L木下、前田T、長谷川J
【3日5日】木地屋〜BC〜蒲原山〜BC
木地屋の最終除雪点より県道○号をショートカットしながら、木地屋川沿いを遡る。緩やかなブナ林が続く。
水が簡単に取れそうな、沢沿いの台地にBCを設置して蒲原山へ向かう。山頂から北西に延びる尾根に向かう。尾根取り付きまでは地形が複雑なためアップダウンが続く。
尾根は適度な樹間のブナ林が続く。
この日は、降雪下に硬いクラスト層があり、シールがズルズルと滑る。
山頂は開けた台地になっている。
サッカーコートでも作れそうな広さは十分にあるだろう。
視界が悪いため、登りトレースを外さないよう滑り降りるが、くるぶし程の新雪に、歓喜の滑りとなった。
【3月6日】BC〜白池東側台地〜北尾根〜箙岳往復
事前情報で、晴れ予報を見ていたので、早朝から行動を開始した。
白池を過ぎたあたりからガスが抜け始め、次第に北アルプスの稜線が始める。
北尾根の急登は、左岸側の斜面を登る。
頂上に着いた時には、360度の大パノラマが広がる。
アルプスの展望満喫し、木地屋川源流に滑り込む。
底ありだか、三月とは思えないパウダーに当てた。