霧来沢・金丸沢〜押倉沢

期間:8月14〜15日
メンバー:手J、前D、吉Z、飯D
ルート:霧来沢・金丸沢〜押倉沢

霧来沢下流の支流、金丸沢を遡行し押倉沢を下降してきました。
ほとんど記録のない沢でしたが、思いのほか素晴らしい沢で楽しめました。

道の駅 みしまで仮眠をしましたが、夜半からけっこうな雨。
雨が止むのを待って、霧来沢に出発。
旧三条集落周辺に車を止め準備をしているとメジロさんのお出迎え。

適当なところから霧来沢に降りると、増水したのか茶色く濁っています。
二俣までは、ところどころゴルジュが続きますが、なんとか高巻せずに遡行できました。
リーダー カッコイイ リーダー カッコイイ!

IMGP0295.jpg

ところが、左俣に入ると途端にゴルジュがきつくなり通過できなくなりました。
IMGP0298.jpg

途中、降りたり、また高巻いたりで二俣から奥の二俣まで3時間ほどを要しました。
奥の二俣を越えた河原で幕。
満天の星空で、私は人工衛星を2つ見つけることが出来ました。

翌15日、快晴の中出発。
快晴なのは嬉しいが、暑い… メジロさんも朝から大張り切り

IMGP0304.jpgスラブ6級?

天場からは特に難しいことは無く(藪漕ぎ3級上)吉三坂山(きちさざかやま)付近から押倉沢へと乗越す。
(「きちさざかやま」と読むらしいですがトマでは「よし!みさかさん」と呼びましょう)

押倉沢は岩盤が発達していて綺麗なナメが続きます。
「いや〜、癒し沢だな〜」と快適に下って行きました。
IMGP0314.jpg 途中の釜で冷却中

ところが、突然3段40m?の滝が現れました。
IMGP0317.jpg
最上段は潅木を使い下降、中間部は懸垂しながら釜の上部をトラバースしました。

その後は難しいところはなく、延々と続くナメを下降して、澄んだ霧来沢本流を渡渉し車に戻りました。

遡行図からは想像できない、楽しい沢でした。
この2つが、これだけの沢だと、この下の大松沢も気になるなぁ… (飯D 記)