2007/9/1〜9/2 上信越国境/清津川足尾沢
L大野、笹川、大田原
ミニ清津峡と名高い足尾沢に行ってきました。
何となく信州の沢という感じでしたが、
それなりに悪いところもあり、充実した山行となりました。
今回は、基本的に大田原突破隊長に先頭をお願いして、
私は後をのんびり行く予定。
八木沢からの道は、鹿飛橋から先も手入れされている。
2時間半で足尾沢出合い。
本日の核心は三つ。
入渓してすぐの10m弱の滝は、左壁にロープを伸ばす。
【最初の滝】
その先の3m幅広の滝は、段丘状の左岸に強引に這い上がるが、少々しょっぱい。
【3m幅広滝】
ゴルジュ出口の8m滝は、右壁にロープを伸ばすが、少々しょっぱい。
【ゴルジュ出口の核心滝】
大田原さんに任せるつもりが、私が出しゃばってしまったことに少し反省。
これらに少々時間をかけたこともあり、
本日の大滝越えを諦めて、のんびり釣りながら遡行。
柱状節理の側壁が高く、越後の沢とは雰囲気が違う。
先の難場を越える釣り師がそう多いとは思えないが、魚影を見ない。
2番目のゴルジュを高巻いた先で
ようやく大田原さんが丸々と太った9寸を釣り上げた。
大滝直下が本日の幕場。
少々狭く、風向きによって大滝の飛沫を受けるが、
良い物件でした。
翌日は7時出発。
スパイクを付けて大高巻き。
今日こそは大田原さんに先頭を任す。
続く連瀑帯も含めて2時間程の高巻き。
うっすらとした踏跡を拾いつつとはいえ、立派なルーファイ。
しばらくして、ウォータースライダーに落ち込みを重ねるゴルジュ。
「大田原さん、行け!、突っ込め!」とけしかけると、
水流に果敢に突っ込んでいったのは良いが、
しぶきにコンタクト(使い捨てではないやつ)を飛ばされてしまう。
うーん失敗したか・・・
【果敢に突破】
しかし、果敢な大田原さんはメガネを装着して激流に突っ込む。
壁際で何やら苦しげな顔つきに
嫁入り前の女子大生に怪我をさせてはいけないとハラハラしたが、見事に突破。
楽しい水遊びが40分ほどで終わると、
足尾沢の核心部は終了。
その後は、淡々と遡行。
【穏やかな渓相】
二股を左に入り、1時間程で林道へ。
更に3時間弱の林道歩きで車に戻った。