日程/ 12月14-15日
メンバー/ 栗原、福永、佐貫、山川、佐藤、野口、大濱、宗田、松本、寺内(記)
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毎年恒例(?)、シーズン始めの越後山行に行ってきた。
場所はおなじみの金城山。
昨年末から入会の新人5人が全員参加し、総勢10人の大所帯となった。
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前日から雪が降っていたが、朝には止んでいたのでホッとする。
タクシーで入山口の槻岡寺まで移動し入山した。
素晴らしい青空が広がっていて気分は上々だ。
なにしろ10人もいるので、常に誰かがラッセルをしていて、
全体では特に休まずゾロゾロと行進している。
7合目を越えた辺りから斜度は増して、鎖場も出てきた。
ペースは落ちたものの、交代要員が多いので
それほど疲れずに進んでいく。
ようやく小屋が確認できる稜線まで上がると、
ここまでの平和な斜面とは打って変わり、
急に切り立った岩場となった。
アイゼンに履き替え慎重に進んでいく。
樹林帯と違い風が強いので、待っている間は寒くて仕方がなかった。
暗くなるギリギリ手前で避難小屋に到着。
明るい内に着けて良かった。
夜は待ちに待った宴会。
小屋の中は広く、10人でも快適に過ごすことができた。
各自持ち寄った酒とおつまみを次々と披露し、楽しい一夜を過ごした。
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翌日は朝から雪。
一晩で結構降っていたようで、自分たちのトレースは消え、
より深いラッセルをすることになってしまった。
とりあえず空身で金城山の頂上を往復。
小屋からはすぐだったので、この時はまだ気楽だった・・・。
膝上ほどのラッセルが続く。
雪のせいで様相が変わり、道も分かりづらくなっていた。
さらに気温は高いようで全身ビショビショ。
噂には聞いていた越後の湿雪をたっぷり堪能した。
出発時とは景色がまるで違う。
4時間ほどで降りられる予定が、
ラッセルと地図読みのおかげで7時間30分もかかってしまった。
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シーズン始めだというのに、なかなかハードな山行だった。
皆さんおつかれさま。