関田山脈・鍋倉山周辺 山スキー

期 間:2014年1月11日-13日

メンバー:L木下 手嶋 古野 前田 田辺 坂村

芳しくない予想気圧配置の3連休、天気を勘案してBC方式・ショートルートを楽しめそうな「鍋倉高原」へ・・・

1/11 曇のち雪 温井〜BC⇔関田峠

温井集落の除雪終了地に車をデポして出発。林道のトレースを辿るが、途中、田茂木池からは右手の出川沿いにルートを取る。

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<温井集落を後に林道を登る>

標高780m付近で出川の徒渉点を見つけ、上の台地をBCとする。沢水を利用する魂胆である。

BCを設営後、沢を渡り関田峠へ。やや急斜面を登るとゆったりとしたブナ林、途中から林道を辿り関田峠に到着、越後からの風は強かった。

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<関田峠付近のブナ林>

高差:350mほどの滑降だったが、パウダーを楽しんだ。

1/12 晴 BC〜黒倉山〜鍋倉山・北面滑降〜BC⇔茶屋池

日本海低気圧による疑似好天、苗場山からの日の出を拝んで出発。

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<苗場山からのご来光>

黒岩山・東に伸びる小尾根に取付いて、稜線へ。青空に霧氷が美しく思わずピッチも上がる。稜線からはまだガスに覆われた妙高・頚城の山々、そして日本海が目に飛び込んできた。

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<黒倉山への稜線を行く>

霧氷に覆われたブナの大木を縫って鍋倉山の頂上へ、白銀の越後の山をはじめに素晴らしい展望だ。さ〜て、シールを剥がして滑降だ!北面のブナ林に飛び込むと上質のパウダーが待っていました。

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<鍋倉山へ、ブナの霧氷を登る>

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<ブナ林の乱舞>

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<メンバーの滑降>

標高:1050mまで滑降して、黒倉山に登り返す。このラインもブナ林の良い斜面、黒倉山から思い思いのシュプールを描いてBCへ滑降した。

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<黒倉山への登り返し>

「天気まだ持ちそう、もう一本!」と茶屋池の南尾根へ出かける。さすがに日に照らされて重い雪になってしまったがやっぱり滑るの楽しいな♪ 今日は高差:1030mの滑降でした。

1/13 吹雪 BC〜温井

夕方から雪が降り出し、夜間除雪も行った。吹雪で視界も20mほど、鍋倉山の予定はやめて、下山。スキーを付けて膝下の積雪、下りもシールを付けてラッセルとなった。

田茂木池を過ぎて、林道に差掛ると本日入山の方々が登ってきてラッセルから解放される。集落に到着すると、車はすっぽり雪に埋まっていた。

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<埋もれた車をバックに/白い塊です・・・>

スコップを総動員で車を掘りだして、2014年はじめの合宿は終了しました。 【木下記】