日時 2006/8/5-6
メンバー L佐貫(記)、棚橋、大野
土日で、かねてから宿題にしていた室谷川倉谷沢から西の沢の遡下降をしてきました。手嶋さんが不参加となってしまい、メンバーは結局いつもの3人。
倉谷沢は思っていたよりもずっと、水も渓相もきれいな沢。大きな滝は無し。標高を上げていくと地形図で想像するような幕場適地は見当たらず、かなり早い時間だったが標高550m程度で泊まることにする。日曜は5時に出発、稜線に出てから遠い藪稜線の向こうにスラブを従えた駒形山の姿が・・・。恨めしいくらいの好天で約1時間半の藪漕ぎ、とはいっても藪はそれほどひどくなく、暑さだけが辛かった。一人ヘロヘロの私。
駒形山の山頂から西の沢へ下降開始。こちらは意外にも10mを超す滝がいくつかあり、巻き下りを繰り返して行く。沢は予想よりも荒れた感じで、出合が近づくとやっときれいな流れとブナ林が現れてきた。西の沢の出合でここから一人旅となる大野と別れる。
その後、室谷川本流を下降するが、白いゴルジュを楽しんでいると、幾何級数的に増えていくアブが・・・。背中やザックにびっしりはりつくのを見て、何故か「玉虫の厨子」を連想してしまった。結局、日曜は久々の12時間行動。お盆に向けて、よいプレ山行となりました(アブ対策も研究できたし)。
手嶋さん、今回は残念でした。白い釜を悠然と泳ぐ岩魚をお見せしたかったです。