金沢市犀川源流を辿る旅Part1・内川

【日時】2016年9月17~18日

【メンバー】T(リーダー)、T、K

石川県出身のメンバーと、金沢市民の心の川「犀川」の源流を辿ろうという話になり、

今回は台風と前線の影響を考えて犀川支流である内川へと向かいました。

9/17曇りのち雨

内川ダムの先、標高250mほどでゲートがあり、ここからしばらく舗装道路の歩きになります。

奥の廃村集落には人がいてビックリ。週末だけ来て手入れをしているようです。

熊に気をつけるようアドバイスを受け、さらに奥に進みます。

東谷に入り、道がヤブっぽくなったところで入渓。

この沢は穏やかながら自然度たっぷりです。

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途中熊らしきものが15mくらい先を逃げて行きました。

午後から雨が降り出しました。源流ではポイントに赤布が付いていたのでスムーズに三輪山頂へ。

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東谷の少ない滝場

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三輪山頂で三角点発見

登山道はありません。今度は西ノ谷を下ります。

2回ほど懸垂してから適地を見つけて泊まりました。

9/18 雨

最初から懸垂で始まります。

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まだ濁っていません

少し下ると沢はかなり平坦になったのですが、次第に雨が強まり、水が濁り音を立てるようになってきました。

普段なら何の苦労もなく川の中を行くところですが、今回はスクラム渡渉をしては川岸の薮をかき分ける繰り返しです。

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沢は小さいので不安は感じません

でもミズやムカゴ、山ブドウ、アケビ、クルミ、サルナシ、ツノハシバミといった山の恵みはふんだんにあります。

豊かな森です。

12:30奥獅子吼山へ向かう沢の出合、このまま西ノ谷を下れば元の内川ダムへ降りることができますが、

初志貫徹で奥獅子吼山へ向かうことにします。小さいながら未知の沢です。

最初はインゼルをいくつも重ねる日本庭園的な流れ、中流部にはきれいなナメ滝が現れ、詰めはさほどの薮もなく登山道に出ることができました。

さすがに雨の夕方、山頂には誰もいません。

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急ぎ下って、暗くなる頃に鶴来の街に出たのでした。