【日 時】2008年3月8日 【メンバー】L岩田・田邉・高橋(写真)
3人とも数年前の屈辱?を果たすべく、夫々にテンションを高めて入渓する。昨年の台風9号の爪痕を心配しながらのアプロ^チではあったが、幸い崩壊箇所は見られず、一時間半で順調に出合に・・。前衛のナメ滝から仰ぎ見る左右2個の大滝は実に迫力満点の眺めで、氷結状態も良いようだ。
奥の二俣の右沢のナメ滝を登ると二つの大滝が迫る
左右の大滝上部を見上げる
満を持して、右滝の一P目に田邉が取り付く。数年前、風邪でフラフラになりながらようやくの事に登り切ったリベンジとして、素晴らしく安定したスムーズなリードだった。25m、滝が屈曲する左箇所でスクリュービーレ。我々後続を確保。この時期、素晴らしく粘りのある良質の氷で、正にブラボー・・・。
満を持し、前回の雪辱を果たすべく大滝に取り付く田邉
実にスムーズな登攀振りの田邉。粘り付く氷は最高・・・。
二P目は今シーズンの真打岩田がスタート。垂直部分に出るまでの右へのトラバースがイヤらしい。垂直箇所は6〜7mと長くはないが、イヤらしいトラバースの後なので、緊張する場面だ。三本のスクリューを埋めて上段に。此処からが長かった。傾斜は落ちるものの、登攀距離30m以上だ。氷の質が安定しているので、気持ちの良いクライミングを楽しめた・・
二P目にスタートする岩田。ここの右にトラバースする箇所が悪い
核心の垂直部分での健闘。
二P目を田邉がフォロー。垂直を越えてからも長い氷が待っている
3人ともに充実した想いと来シーズンの再チャレンジを胸に、、大滝を後にした。