トマの山行

「どんな山に行ってるの?」ということで切り口を変えてご紹介します。 

四季を通しての山行

 夏の山行(無雪期)

春から夏・秋にかけての無雪期はほとんどが「沢登り」です。自然に浸るのんびり山行から、ゴルジュや大滝の突破に挑戦する山行まで、毎週数パーティが沢に入っています。

  •  2016年度無雪期山行(冬季ハイキング含む)
  •  山行本数: 251本
  •  延べ山行日数:368日
冬の山行(積雪期)

冬はいろいろな志向に分かれて、「山スキー&テレマーク」「雪山歩き・雪稜」そして「アイスクライミング」と、会員それぞれが自分の好きな分野の山行を行います。冬の会山行ではこれらを一度に行うこともあります。

  •  2016年度雪山山行
  •  山行本数: 122本
  •  延べ山行日数:190日

山登りのジャンル

沢登り

春と晩秋は山菜ときのこを求めて東北と会津・上信越方面へ。夏~秋の沢シーズン最盛期はゴルジュにスラブにと、徐々にスケールの大きな沢へと向かいます。

山スキー

厳冬期は主に北アルプスのパウダー狙い。当会にも白い粉の中毒患者が・・・。東北の静かなブナ森を楽しんだり、源流部を滑降したり。そして春は恒例の頸城カニツアーや月山の手巻き寿司パーティも。

 

雪山・雪稜

誰もいない静かな雪稜に自分達だけのトレースをつける。越後のラッセル、北アルプス・八ヶ岳のメジャールートのトレースまで様々です。

アイスクライミング

厳冬期は西上州、八ヶ岳、南アルプス、はては北海道まで氷結を求めてパーティが出ます。

その他

ハイキング、フリークライミング、縦走も季節や年齢に応じて山行が計画されます。

仲間と山を楽しむ

焚き火を囲んで

いつも目を三角にして難易度の高い山行をしているわけではありません。むしろ、いろいろな楽しみのある山行がトマの風の特長かもしれません。焚き火を囲んで楽しい会話とうたた寝が、いっそう山に浸らせてくれます。

女子パーティの活躍

トマの風では女子が活発に活動しており、「女子パ」と呼ばれる男子禁制? の山行も行われています。

トマの山行のこだわり

源流志向

沢登りは究極の大自然を堪能できる遊びかもしれません。中でも源流部は奥深く、人が訪れることの少ない手つかずの自然が残っています。そんな流域にいつしか惹かれていってしまうのです。

遡下降のススメ

初めは沢を登った後は登山道で下山するというケースが多いですが、それでは山域が限られてしまいます。登山道の無い沢を遡るには沢を下降し、次の沢につなげるというようなルートを考えることで自由度は一気に拡がります。(年報23号で特集しています)

クリエイティブな山行とは

山行を重ねていくとガイドブックに書かれたルードで無く、自分なりに考えたルートを辿る楽しみが生まれます。さらには気に入った山域/地域とか、歴史ある古道を探すとか、県境の山とかいろいろなテーマにハマル人も出てきます。そんな山行を大事にしていきたいものです。