【日程】2018年10月6日~8日
【メンバー】T世 K絵 M恵 F子(記)
今週も天気は怪しかったが平ヶ岳の沢に行ってきました。
10/6 晴れ
2014年9月の会山行の時は籠渡しを使ったけれど、今回は真剣な渡渉から始まった。
大白沢の河原をてくてく歩き、池ノ沢付近のゴルジュをヘツリで越え、クロウ沢出合に到着する。シロウ沢はクロウ沢より白いように感じます。
M理さん曰く、獣臭い匂いがしたらしい。
12m滝は右壁から登れるが、その上の滝が登れないので、水流をまたぎ左のリッジから登る。T世さんはショートロープを使って降りていたが、他の3人は懸垂下降をした。
大ハゲ沢のハイライト。80m大滝に到着。登攀ラインをあーだこーだ言いながらチェックするが、4人の心は一つ。左岸のルンゼへ向かう。
1200m付近の左岸によい物件があったので、今日はここまで。夜は星が出ていた。
10/7 雨
雨予報が早まり、朝から小雨でテンションが上がらないが、もう一つの大滝に到着。こちらは70mとのこと。傾斜が緩いので登れるのだが、雨で濡れていなければもっと気持ちが良かっただろうと思う。
幸いなことに小雨なのでゴルジュの中でも問題はないのだが、10年もののゴア合羽は全く機能しておらず寒い。(帰宅してから捨てました)
稜線に出る前に「身体を温めよう」とリーダーのT世さんから天使のような声。バーナーをだして湯を沸かす。濃いめカフェオレが冷え切った身体にしみる。
当初計画していたキノクラ沢への下降は時間的にも体力的にも厳しいので、平ヶ岳を越えて恋ノ岐川の源頭でビバークした。雨の中、トレランの女性に登山道で出会ったが、山頂往復して軽快に降りていった。
10/8 晴れ
前夜の雨で紅葉が進んだのだろう。ヤセ尾根を気を付けながら下りる。下りも早いリーダーが途中から飛ばしはじめ、車を回収してくれたので、女性3人は気持ちよくご馳走したのだった。(囲炉裏じねん)