東日本大震災災害ボランティア

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      • ★OLスキー特捜隊★    発行部数29,755部!

0311におこった大震災とつなみ。山に遊ばせてもらっているわたしたちですが。
すべての自然を愛する人に贈りたい! ボランティア活動の感想です。
山ガール、森ガール北に向かうだば。腰掛けOLでもお手伝いになったかな。

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OLスキー特捜隊のリカです。山ガールは海も大好き。311以降、何を考え、何ができるのか。と思っている仲間10人と、岩手県大槌町のお手伝いに行ってきました。へなちょこ、おさぼりOLのあたしに何ができるかしらって不安でしたが、小さな力が集結するパワーを被災された方、一緒に活動した仲間からいただきました。ありがとうございます。そして、少しでも多くの方に関わっていただきたい! という強い思いがあります。参考にしてください。

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▼ 〜5月3日 準備 移動
【準備】ボランティア保険天災Aプラン\600円(東京都)に加入。携帯すること。
【装備 今野さんの場合】安全長靴、踏み抜き防止中敷き、防塵ゴーグル、防塵マスク、ニトリル手袋合計 \9,530 レインウエア \1,980 牛革作業手袋  \298 ※ホームセンターなどで購入すると安くて機能的。ただ、これからの季節には蒸れが心配。
大野くんはほぼいつもの装いで参加。
女子の安全靴、小さいサイズは入手困難。22.5cmの小足にはタビックス、スキー用ソックスとの重ね履きで24cmの普通の圧底長靴で対応。
1日1枚のタオル。予備としてヘルメット、バイルなど各自持参。これに救急セットと保険証のコピー、昼食用行動食と各車で水20Lを用意。下はモデルあたい。こんな、にわかドカチン女子とネコ。

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GW前半の山スケジュールの後、それぞれが北へと向かう。
毎週末ボランティアのベテラン村石さん@RSSA会長http://blogs.yahoo.co.jp/fujisanski
と、シニア代表佐藤@RSSA先生(学生から年寄りの冷や水と言われた60台代表)。藤岡さんはこの日も仕事(サンマ)をこなして、早池峰山麓、渓雲荘に集結。

【活動内容】
▼ 5月4日 10名
桜木町のサテライトで登録。5名の2班に分かれてゴミだし、泥だし。午後の豪雨で活動中止。
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▼ 5月5日 7名
桜木町のサテライトで吉里吉里町への車で移動要請を受ける。新設のサテライトで登録して活動。7名で家の周りのゴミ出し、庭の整理。

▼ 5月6日 5名
引き続き吉里吉里町のサテライト(下の写真。元薬局だが津波で草冠しか残っていない)で登録。地元の大工さんの指示で床下の泥だしと石灰まき。午後にはサテライト前の別宅のゴミだしと石灰まき。
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▼ 5月7日 2名
桜木町で登録、盛岡からバスで来た団体10名と一緒に活動。ゴミだし、庭掃除。

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【参加メンバーの思い】
▼今野さん▼
皆様、ありがとうございました。
何かをしたくても、一人ではなかなか行きにくいもの。おかげさまでこういう機会が持てました。
まだまだ先も長いので、単発に終わらせず、継続したいと思います。慣れない作業による筋肉痛の嵐も過ぎ去りました。(^_^;)
帰りに藤岡さんと盛岡の「岩手の居酒屋」で飲みましたが、ほっけがめちゃくちゃ旨かったです。(東京では食えない味)。今日はツバメと並んで荒川をサイクリング。ここはこんなに平和なのになぁ・・・

▼田邉さん▼
皆様、お疲れさまでした。また、いろいろとお世話になりありがとうございました。
神戸の時は救援に行ける場処にいながら、遠慮していかなかったのが心に引っかかっており、今回のボランティアで少しでも役にたててすっきりとしました。
震災後、心から山に向かえる気が起こらず、ようやくこれで真剣に山と向かえる気がしてきました。
田邉車は昨日の朝、タイマグラを出発してお昼に私の友人と会って、昼食を一緒に食べました。地震後にゆっくりと話しをしたのは初めてだったので、仙台の地震時の状況も知ることができました。地震時は車が跳ねるように揺れていたとのことでした。
また時期を見て岩手の被災地にも訪れたいと思います。

▼藤岡さん▼
連休はお疲れさまでした。
いつもとは違うGWの過ごし方になりましたが、別の意味で充実しました。本当に行けて良かったと思ってます。GW後はボランティアが激減しているようですが、この先長く継続することが大事なんでしょうね。
遠いのでたびたびは行けませんが、機会があればまた訪れたいと思います。

▼大野さん▼
皆様、お疲れさまでした。
震災から一月半、自分に何ができるのか、自問自答と焦燥の中で過ごしてきました。何かできたと言うわけでなく、何か分かったわけでもないですが、行って良かったと思います。

▼高山さん▼
この度は仲間との出会いに恵まれて、はじめてのボランティア活動を、お世話になった岩手の地ですることができて、大変感謝しております。自分にもう少し何かできるはず。この震災をずっと忘れないために行かないといけない。という2つの想いから参加しました。この気持ちを、体験を、この出会いを忘れることなく、今後も続けていきたいと思っているところです。皆さん、ありがとうございました。
あの日以降、いつでも会えるなどという保証はどこにもないと、考え方が変りました。近いうち(ここ数年?)には、かならず早池峰に、大槌町に、吉里吉里のおとうさん&おかあさんに会いにいきたいです。

▼キノコ先生▼
このような活動を皆さんと一緒にできた事をうれしく思っています。至らない幹事でしたが、皆さん、ならびに渓雲荘の井上夫妻の協力(ボランティア割引1泊2食で3500円)で無事終える事ができ、ありがとうございました。出会ったたくさんの大槌の皆さん、井上一家と約束した事があります。我々は山を登る仲間です。いつしかみんなで山に登り行きましょう。また、吉里吉里の美しい海も見に行きましょう。タイマグラの渓雲荘の主、井上が我々の活動をつぶやいていました↓
5/4 お泊りの10名(男8女2)。岩・沢・スキーをこなす山のエキスパート軍団、年代40−50、 大槌ボラへ出陣。 頼もしい都会の山男女たち。メットは年季が入ってるが、長靴は新品。仕事は泥出しのようです。
5/7 当宿の震災ボランティア軍団、第2陣(?)3名帰国。残りは2名、しんがり隊。結局5日間をみっちり大槌町にて費やすことになったのです。ご苦労様でした。

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大野くんの若いガールフレンド かえでちゃん

【発行日】その気になれば、いつでも
【発行、編集】新宿2丁目【写真】キノコ先生
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