双六岳 山スキー

【日程】2014年5月31日
【メンバー】A.Y
【ルート】新穂高温泉〜大ノマ乗越〜双六谷〜双六岳往復

今シーズン最後の山スキーに双六岳を選んだ。
先週の後立山では雪がなく(選んだルートがまずかっただけ)、行程の95%をスキーを担いで縦走するというはめになったので、今回は雪があることを願いながら、まだ暗い新穂高温泉を出発した。
スキーを担いで自転車を漕いで林道をあがっていくと、前方には徒歩の先行者。暗闇の中、息を切らしながら突然追い越したのでびっくりしたことだろう。すみません。
林道から登山道に入ると、前方の小池新道に雪がしっかり詰まっていることを確認でき、ほっとする。小池新道登高中に沢に朝日があたり始め、振り返ると槍ヶ岳から穂高岳までの稜線が輝いている。
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大ノマ乗越から双六谷に向かって滑降に入るも、ガリガリで全く楽しくない。
双六谷に滑り降りると、新緑と割れる沢、暖かい陽の光と照り返す雪、賑やかな鳥の声、そこかしこで春を感じるのでうきうきする。
ところどころ沢が出ている双六谷を登り返し、双六岳と双六南峰間に突き上げる沢を黙々と登っていく。
最後の登り、円形ドームのような場所で一面は雪に囲まれ、黙々と登っていても中々山頂に近づく感じがしない。
9:30ようやく山頂。本日双六岳は貸し切りだ。周囲の山々の雪の状態を記録に残し、来シーズンの参考にしよう。
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1時間ほど山頂にとどまってからスキーを履き、双六南峰へ向かう。こちらの方が本峰よりも斜面が美しく見えた。
双六南峰からは緩い斜面だが、広々として気持ちいい。槍ヶ岳を前方に見ながら滑るのも気持ちいい。
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雪がスキーにストップをかけるようになるが、それでも大ノマ乗越登り返し地点まであっという間。
最後の登り返しを終えて、大ノマ乗越から最後の滑降。雪は重いし波打っているので、板をコントロールすることに一生懸命。足はもうパンパンだ。
林道に出て沢の水をがぶ飲みし、記念撮影。後は自転車にまたがり、一切漕ぐことなく13:00新穂高温泉へ。
最後の林道自転車滑降が一番気持ちよかった。
また来年もここに来よう。