北穂高岳東稜

【日 時】2008年11月1日〜3日

【ルート】北アルプス/北穂高岳東稜

【メンバー】ぐれぽん、ささPooh

晩秋の寒さが身にしみるこのごろ、未だ沢登りに向かう仲間を尻目に一足先に雪稜に行ってきました。この週末まで上高地までバスが通じているので北穂高東稜は絶好のタイミングです。

01.jpg

素晴らしい展望と初日は涸沢までという気楽さから、かなりのんびりと登る。ゆっくりしていたら到着が結構ぎりぎりとなってしまった。

02.jpg

二日目は、涸沢のベースキャンプを朝5時50分に出発。すぐに日の出となり赤く染まる稜線が美しかった。

03.jpg

北穂高岳東稜へはルンゼを登って取り付く。結構な傾斜もありそれなりに緊張させられる。

 

04.jpg

奥穂高方面も良い眺め。

05.jpg

稜線上は膝下程度のラッセル。雪は軽いのでそれほど大変ではないが、岩の周りでボコボコと穴が空くので歩きづらい。

06.jpg

ゴジラの背の岩場。高度感たっぷりだが適度な難しさで楽しい。

07.jpg

岩場にロープを伸ばす。

08.jpg

この先で15mの懸垂。これで岩場は抜けた。

09.jpg

懸垂した岩場をバックに。

 

10.jpg

山頂まであとわずか。

11.jpg

北穂高岳山頂より涸沢岳への稜線。

12.jpg

北穂山荘からは沢状を下る。雪があるので下りやすい。

13.jpg

涸沢より登ってきた北穂高岳をバックに。

14.jpg

ベースキャンプと奥穂高岳。眺めが良い。

15.jpg

下山の途中から北穂高岳を望む。ナナカマドの実の赤が映える。

この日は横尾まで下り、雪の無い快適なキャンプ地で幕営。

3日目はのんびりポクポクと上高地へ下山。

 

この時期の穂高はばっちり雪山になっており、アプローチも上高地まで入れるのでとても良かった。シーズン初めの足慣らしに簡単な雪稜に登れ、何より景色が素晴らしいのでお勧めです。

toma について

東京都山岳連盟所属 [沢登り・雪山・山スキー・アイスクライミング・山岳会]
カテゴリー: 未分類 パーマリンク