【 日程 】 10月11〜12日
【メンバー】 手嶋・田邉・石井・小暮・栗原・大田原・飯田(記)
体育の日連休を利用して、滝ハナ沢に行ってきました。
本来は、水無川・北沢に田邉・手嶋・栗原、滝ハナ沢に飯田・石井・小暮・大田原と別れて越後駒ヶ岳で集中しようという計画でしたが、10日夜半からの雨が11日の朝まで続き、時間的に北沢は無理になり、7人という大所帯で遡行してきました。
仮眠した、水無渓谷キャンプ場を出発し、一度下界に下りると良い天気! これは、予報通り急速に天気が快復しているな、と、気を良くして銀山平に移動すると雨、それも時折強く降ってくる。 これでは滝ハナも無理かなと考えていると雨が上がってきた。
今日は、広河原までで、4〜5時間あれば移動できるだろう、ということで正午ちょっと前に出発。
北ノ又川本流では、カゴ渡しあり、泳ぎあり、スクラム渡渉ありで、石抱橋を出発し2時間半で滝ハナ沢出合に到着。
箱淵手前の泳ぎ
滝ハナ沢出合からは、へつったり、ちょこっと巻いたりして、特にロープを出すことなく広河原に到着した。
天気も快復し、幸いにもほとんど無風だっため、外でも暖かかった。
やっぱり、大人数での焚き火は楽しい。
翌朝、広河原を出発すると、沢はすぐに屈曲し、雪渓があり、下をくぐって通過。
しばらくは、美しいナメや滝が続く。
出発して2時間ほどで、また雪渓が出てくる。 末端まで歩き、雪渓にあった大岩に捨縄をかけ懸垂下降する。
ちょっと奥は奈落の底みたい
その後、小リッジを越え懸垂下降し、次の雪渓へ
雪渓には1mほどのクレバスが開いていた。
ロープを付けてジャンプ!
この雪渓からは、栗原さんがステップを切りながら下降。
「ヒラリーステップ」ならぬ、「クリユキステップ」
クリユキステップを利用して下りる大田原さん
右俣出合の60m滝を左岸から登り、次の10m滝を高巻くと大滝が現れた。
大滝は高巻くというより、左岸沿いを登った。
紅葉がきれいな200m大滝
大滝を越えてからも、いつもなら雪渓に隠れていると思われる、登れない釜の深い2段の滝が出てきた。左岸を巻くが、時間がなくなってきたので、その2段の滝の上部に入ってくる枝沢を詰めて、1763のピーク近くの稜線に出た。
1763のピークから小倉山〜道行山と進み、道行新道を下りて、18時過ぎに石抱橋に戻りました。
その後、白銀の湯に入り、「じねん」で素晴らしい料理を堪能し、関越道に乗りました。