【日時】2010年9月18日(土)日帰り
【ルート】広堀川入道沢
【メンバー】 栗原・大田原
秋の三連休、飯豊方面で計画を立てていたものの、いかんせん東北・越後方面の中日の天気が悪い。日曜日に降られたら撤退すら難しい、ということで、計画を変更して土曜日帰りの計画を立てた。せっかくの秋の1日、できるならガッツリした所を、ということで、入道沢に行くことになった。
現地に着いたのは夜中の2時を回っていたが、気合を入れて5時起き、5:45出発。少し登山道を行って、途中から沢に下りる。古雪沢の手前のゴルジュを越えると、沢は3方に分かれる。いちばん左が入道沢で、まずは小滝の連続に迎えられる。2段20m滝は下段を左から、上段を右から超える。アクアステルスのフリクションが頼もしい。
【2段20mの滝】
小滝をいくつか超えると、8m滝を筆頭に多段の滝にぶつかる。ここは右の草付きスラブから2pザイルを出して高巻くが、緊張する所である。
【ザイル2pで高巻いた滝】
更にその先の滝も右から高巻いて降りると、次はゴルジュを埋める崩壊した雪渓に迎えられる。1か所だけスノーブリッジがかかっていた。状態が悪かったら、厳しい所だろう。
【小滝を越えると】
【スノーブリッジが】
いくつかCS滝を越えると、2段20mの滝となる。左から草付きスラブをフリーで高巻くが、途中から悪く、ザイルを出さなかったことを少々後悔した。その上の8m滝は、念のためザイルを出して登る。
それを過ぎると、沢は穏やかになる。まだ時刻は11:30、まだその先も滝があるんじゃないかと身構えつつ進むも、沢はすっかり源頭の様相になり、最後に藪こぎ少々で12:15、稜線に抜けた。入道岳に登ると、ガスの合間に水無川の真沢・北沢がくっきりと見え、憧憬を駆り立てる。きっと次回こそ、と大田原さんと約束を交わしつつ、阿寺山経由で下山した。
【山頂にて】