【日程】2011年2月20日(日)
【メンバー】K、S
摩利支天大滝に行ってきました。
以前行ったときは、他に大人数パーティも居たりと大賑わいだったので、警戒して朝早起きして赤岳山荘を6時に出発。行者小屋への登山道は積雪で踏み固められて歩きやすくなっていました。
摩利支天沢への入口にはトレースが無く、土曜日も人が入っていない様子。40分ほどラッセルして下段の滝に着く。フリーで登って摩利支天大滝へ。
今シーズンは、八ヶ岳は氷結が早かったためか発達が良い。以前訪れたときは、左右2条のツララ氷だったが、今回は分厚くて立派だ。
Sが「摩利支天大滝ってこんなに小さかったっけ?」と一言。このところ日光の雲竜瀑や大谷不動などのスケールの大きい滝を見慣れていたせいか、20mの大滝があまり大きく見えない。
中央の凹角を登る。八ヶ岳らしい硬くて脆い氷だ。難易度は?+〜?−の間くらいか?前回は、Iさんが四苦八苦してリードしてくれたが、発達良く凍った氷のためにかえって傾斜は85度程度であっさりと登ることが出来た。今シーズンはお買い得状態かもしれない。
トップロープをコの字型に張って、左右いろいろなラインから登る。二人で交代で登るとローテーションが早く、腕がパンパンになってしまった。結局、この日は他のパーティは来ず、終日貸切。まだ2月なので、他のアプローチが近いエリアに人は流れているのかと思われる。