【日 時】2011年9月24・25日 【メンバー】ロートル4人組
奥鬼怒スーパー林道を90分で「東岐沢橋」に。この沢は「鬼怒沼」へ導く登山道があったようで、部分的には不明瞭ながらシッカリした踏み跡や部分的には切り払いがされた「沢トレッキング」としては快適な登路だ。この日は台風通過程ないので、水量は通常の倍くらいあったろう。
大石・小石にはコケに覆われ、その隙間を縫って踏み跡が付けられていた。
水量が多く、渡渉も慎重に・・・
昼過ぎにブナ沢の出合いを過ぎ、P1600の広い台地に幕を張る
魚影がないのが残念で、辺りが全くない。それもそのはず、気付くと岸辺のあちこちに「湯の花」らしき物が浮かんでいた。
P1600辺りからようやくナメ滝が連続して現れるようになり、スカ度が一挙に解消
美しいコケが張り付いた沢床は自然に足の置き場も慎重になる
両岸のあちこち、苔むした岩壁には流水の落込みが見られ、渓相を美しいものにしている。
樹林帯に付けられた踏み跡を直登すると草紅葉の始まった「鬼怒沼湿原」に
池塘の彼方に「日光白根」の山並みを望む・・・。
往路を辿って沢を下降。このルートは「困った時の尾瀬詣で」にピッタリの、お年寄りにはお奨めだ。