八ヶ岳/広河原沢右俣 クリスマスルンゼ アイスクライミング

【日時】 2012年1月7日

【メンバー】K、S、O

広河原沢へ行ってきました。当初の予定では、三連休を使って、初日に右俣クリスマスルンゼで、アップの練習をして、2日目にルートとして3ルンゼを登り、3日目は左俣という予定でしたが、私の風邪で1日目のみで終了となってしまいました。

 

初日は、舟山十字路から、重荷にあえぎながら、約1時間でベースキャンプとなる二俣に到着。既に、テントが3−4箇所張られており、最近のアイスクライミング人気の高まりを感じる。

ベースを整えたら、右俣に出発。積雪は50cm程度だろうか。1時間ほどトレースに従って沢を歩き、本谷と右俣の出合に到着。この辺りから、沢床に氷床が現れるようになる。ここでアイゼンを装着して右俣へ入る。3mほどの小滝をフリーで越え、ナメ状の氷を進んでいくと、武藤返しの滝の沢が出合う。トレースはそちらに向かっており、まだクリスマスルンゼには先行者は居ないようだ。

10m程の?〜?−程度の氷瀑を私がフリーで越えたが、容易なものの氷が硬く、軽いアックスは跳ね返されてしまうような感じだ。ザイルを使うべきだったか。お助け紐で二人をそれぞれ確保してここを越える。

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右俣クリスマスルンゼ

ようやくクリスマスルンゼに到着。山行前から風邪気味で喉が痛かったのだが、前夜の道の駅小淵沢でのテント泊で、油断して寒い格好で寝てしまったのが悪かったようで、寒くてあまり眠れなかった。これで風邪を悪化させてしまったようで、今日は体が重くて仕方ない。

クリスマスルンゼの大きな氷瀑にじっくり眺める。なかなかよく氷結しているように見えるが、よく見ると所々表面から水が滴り落ちている。 

 

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右俣クリスマスルンゼ下段の登攀

下段の滝は、Oがリード。やさしそうな右側を狙って登る。今シーズン初アイスクライミングなので、慎重な登りだった。

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右俣クリスマスルンゼ上段の登攀

上段の滝は、Sがリード。左右は水が滴っているので、中央の凹角から登っていくが、凹角右側は少々水が流れていたようで、濡れてしまったようだ。上段の滝の落ち口で、スクリューで支点を作ってもらいトップロープで難度も練習して遊んだ。

 15時にはロープを回収をはじめる。16時にテントに向かって出発。私は、体がだるくて朦朧としながらテントに戻った。夜には熱が出てしまい、ほとんど寝ていた。

翌日、熱は下がったが、大事を取って皆で下山。Sさん、Oさん、今回はご迷惑をお掛けしました。今度、他の山行で穴埋めしますね。

 

 

toma について

東京都山岳連盟所属 [沢登り・雪山・山スキー・アイスクライミング・山岳会]
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