【ルート】沢内赤沢林道〜和賀川〜大鷲倉沢〜和賀岳〜真木
【期間】2012年8月11日〜13日
【メンバー】T村（L） Y岡 K下
当初、和賀川〜和賀岳〜掘内川遡下降断を計画しました。メンバーの怪我や不安定な天気で和賀川だけになっしまいましたが、それでも東北の沢旅を十分に楽しむことができました
8/11 晴れ
夜行バスは大渋滞にあって、なんと12時間かかって北上駅に到着、疲れた〜 路線バスで湯田バスターミナルへ、そこからタクシーと乗り継ぐ。大幅遅れの午後3時半の出発となった。
林道の分岐まで1時間ほど歩き、枝沢を下降する。
ナメの多い歩きやすい沢で1時間弱で本流出合へ。
今日はここまで、ブナの段丘に幕。いつもの楽しい夜を過ごす。
8/12 晴れ
和賀川本流は河原が続くが明るく、深い森が素晴らしい。
途中、Yさんが足首を捻ってしまい、様子を見ながら進む。ことさらのんびりと、竿を片手に・・・（成果は内緒）
Yさんも大丈夫そうなので、大鷲倉沢に入る。
きれいな滝が連続し、楽しく登れる。
見栄えのする15ｍ滝は左岸を巻く 。
さらに明るい渓相を登り、850m付近で今日は無理をせず終了。
8/13 曇り→風雨強し
Yさんの足は腫れたがテーピングすれば行けそう！と頑張ってくれる。ただ、下降は痛みがあるので登山道を降りることにする。
今日は天気が悪くなる予報だが・・・朝はまずまずの天気、リーダーはGOGO！
沢は明るい渓相に滝が続く、2回ほどザイルを出して通過する。
天気が崩れてきた、時折ガスが舞い降りてくる。
50M程の雪渓をくぐる。
源流のナメを楽しく。
稜線直下、和賀川本流を振り返る。藪こぎもなく稜線へでた。
和賀岳山頂、風雨が強くなってきた。急いで下山開始。
荒天の稜線はよろめくような風と頬を打つ雨が痛い。小杉岳を越えると風が収まり薬師岳周辺はお花畑も楽しめた。
登山道はブナ森の中へ、雨に煙る森もまたよし。
ずぶ濡れになって真木登山口の休憩小屋に到着、泊。夜半からの強雨も凌げ助かりました。 翌日は角館へ。
また一本、東北の沢を巡れました、強いリーダーと頑張ったYさんに深謝。（K）