【日程】 2013/1/12~14
【ルート】 三坂山〜美坂高原牧場〜黒男山〜二王杉山〜国土山〜沼越峠〜上田発電所
【メンバー】 佐貫（Ｌ）、大野、棚橋
会津の秘峰・黒男山に立ち、トレース中の新潟・福島県境の尾根へとつなげてみた。
1/12 晴れ 夕方から雪
三島町滝原の三坂山登山口近くに車を置かせてもらい、歩き出す。手足が痛くなってくるくらいに気温が低い。
三坂山の山頂からは美坂高原牧場に向かって一旦下る。
【吾妻や飯豊がよく見える三坂山山頂】
真っ白い雪原が広がる牧場に着くころには気温が上がり、雪がかなり重くなった。
【奥に見えるなだらかな尾根へアプローチ】
黒男山の手前909ｍの東側にのびる尾根に取付き、909ｍ手前で行動終了。
1/13 湿雪
もう少し標高が低ければ確実に雨と思われる、湿った雪が朝からヤッケにまとわりつく。
黒男山は登山道のない山だが、随所にナタ目やピンクテープがあった。
山頂は特に展望もない地味な場所、でも厳冬期に来る人もめったにいないだろう。
【男らしいポーズが決まってないのが残念…】
ここからは、ひたすら登り下りの繰り返し。
時に急な下り、時に藪っぽい細尾根、左右は交互に急に切れ落ちていて滑落禁止。
屈んだり、枝を払ったり、ラッセルしたりと時間ばかりが経って行く。
紛らわしい尾根に入らないよう、気をつけながら歩いた。
国土山の手前まで幕、もうビショヌレだ。
1/14 湿雪
幕場からほどなく沼越峠に到着。
ここから沼ノ峠山までの稜線部分が空白になってしまうが、天気も下り坂なのでここから下山。
送電線の下を通る巡視路（兼 登山道？）を上田発電所目指して下る。
最後に夏道を外してしまい、ちょっと悪い急傾斜のクライムダウンを余儀なくされた。
北ノ湖沢を渡る吊り橋には雪が積もり、歩く位置が高くなってしまって意外なスリルを味わう。
早戸温泉つるの湯にダイブ！
汗を流してさあ帰ろうと思ったら、高速の通行止めが待っていた。
何と、会津坂下から14時間かけて帰宅したのでした。