【期 間】 2013年2月17日
【メンバー】 木下 他/2名 吉田 今井(会員外)
冬の嵐の後に訪れた好天、阿寺山のパウダーを楽しんできました。
広掘集落、最後の民家で除雪は終了、路肩に車を止めさせ貰い出発。うっすらトレースが残っていたが初めから膝下のラッセル。
<西尾根取り付き付近>
尾根に取り付くと膝までのラッセルとなり、「ピークまでたどり着くかなぁ」 over Fiftyのパーティにはなかなかキツイ!
<ラッセル、ラッセル!>
ブナ林の中、黙々とラッセルをしていくと、小雪の舞っていた空が次第に明るくなり青空が覗き始めた。
<青空が広がってきた>
阿寺山西尾根は標高1150m付近と1300m付近に急斜面が現れる。雪崩を警戒しつつ登るが、意外に安定していて大きくジグをとって登った。
次第に樹林は低くなり、広い雪原状を行く。後背には魚沼平野が広がり八海山の山稜がガスの切れ間に浮かぶ。ラッセルも軽くなり、思わず笑みが出る。
<魚沼平野が広がる>
<ガスの切れ間に八海山が見えてくる>
山頂に立つと目前にオカメノゾキが・・・あまり見られないであろう黒又川や水無川の冬の美しい姿を堪能した。
<山頂にて>
さて、滑降だ。山頂からは広い緩斜面を自由に、次に現れる急斜面は深いパウダーを、そしてブナの樹間を縫ってスキーを走らせた。林道からは今朝のトレースに乗って車まで戻った。登り6時間、滑降:1時間。
<上部の滑降>
<深雪のオープンバーン>
<樹間を縫って>
冬のよき1日に感謝。 【木下記】